環境省と気象庁、1都8県で「熱中症警戒アラート（試行）」を7月1日から先行実施

「熱中症警戒アラート（試行）」の概要

　環境省と気象庁は、関東甲信地方の1都8県で「熱中症警戒アラート（試行）」を7月1日～10月28日に先行実施する。

　熱中症警戒アラートは、気温、湿度、輻射熱の3つの指標から暑さ指数（WBGT）を導き出し、WBGTが33℃を超える場合に警戒を呼びかけるというもの。前日の17時ごろと当日の5時ごろに最新の予測値を元に発表される。

　今回は東京都、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、神奈川県、山梨県、長野県で試験的に実施され、秋以降の有識者検討会で検証したうえで、2021年度から全国で高温注意情報に代わるものとして本格運用に移される予定。

発表時の予防行動