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横浜市、みなとみらい21中央62街区の事業予定者をマレーシア・ベルジャヤらのグループに決定。ホテルや水族館などを新設
ホテル運営はフォーシーズンズなどが誘致候補に
2020年6月5日 13:31
- 2020年6月5日 発表
横浜市は6月5日、みなとみらい21(MM21)中央地区62街区の開発事業者を、マレーシアのベルジャヤ・コーポレーション(Berjaya Corporation Berhad)を代表企業に、丸紅、大和ハウス工業で構成される企業グループ、BMD 62に決定したことを発表した。
MM21中央地区62街区は横浜市西区みなとみらい6-3-2ほかの2万2188.34m 2 のエリア。2018年度に公募を行なったが不採択となり、2019年10月~2020年1月の期間で最公募。2件の提案のなかからBMD 62の提案が採択された。売却金額は123億6943万2847円(公募時価格)。
BMD 62の提案では、グローバルラグジュアリーホテル&ホテルコンドミニアムを中核に、水族館や店舗を新設するもの。地上14階/地下2階、延べ床面積8万2661.98m 2 の建物を、2022年10月に着工し、2026年3月に竣工する計画となっている。
ホテルの運営は、フォーシーズンズ ホテル&リゾーツなどの国際的なラグジュアリーブランドを誘致する計画で、すでに関心表明書(LOI)も取得しているという。
ベルジャヤ・コーポレーションはリゾートホテルの運営や不動産開発を手がけるコングロマリット。不動産開発では、フォーシーズンズホテル京都を2016年に開業。沖縄県でもうるま市にアンサ沖縄リゾートを2019年12月に開業したほか、恩納村にフォーシーズンズが運営するホテルの開発を進めている。