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中部縦貫道 大野油坂道路 大野IC~和泉IC間が2022年度開通へ。福井~岐阜県境越えの北陸道~東海北陸道間全通へ残り1区間

2020年4月17日 発表

中部縦貫道 大野油坂道路 大野IC~和泉IC(仮称)が2022年度に開通する見通しとなった

 国土交通省 近畿地方整備局 福井河川国道事務所は4月17日、中部縦貫自動車道(E67)大野油坂道路 大野IC(インターチェンジ)~和泉IC(仮称)の延長約19.5kmが、2022年度に開通する見通しとなったことを発表した。

 中部縦貫道の大野油坂道路は、福井県内で整備されている中部縦貫道の延長約35kmにわたる区間。今回発表されたのは、永平寺寄りの約19.5km区間で、途中に大野東IC(仮称)、勝原IC(仮称)、下山IC(仮称)を設置する。大野東IC~和泉IC間は2014年度、大野IC~大野東IC間は2019年度に着工した。

 同区間が開通すると、大野油坂道路の未開通区間は2017年度に着工した和泉~油坂区間の延長約15.5kmの1区間を残すのみとなる。北陸自動車道(E8)福井北JCT(ジャンクション)~東海北陸自動車道(E41)白鳥JCTを結ぶ約72.8km区間のうち、永平寺大野道路(約26.4km)、油坂峠道路(約11.4km)は全線が開通しており、大野油坂道路が開通すればミッシングリンクを解消し、福井県と岐阜県の県境を越えて北陸道~東海北陸道を結ぶ高速道路が全線開通することになる。

大野油坂道路の整備効果