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KDDIとナビタイム、ナビのルート案内に永平寺町の自動運転電動カートを追加

12月20日まで「永平寺参ろーど」で実証実験

2019年8月26日 発表

自動運転電動カートに対応したルート検索が可能に

 KDDIとナビタイムジャパンは、福井県永平寺町がまちづくり株式会社ZENコネクトと行なっている自動運転電動カートを用いた移動サービス実証に対し、自動運転電動カート向けのルート提供を開始した。

 永平寺町では、2019年6月から京福電気鉄道 永平寺線の廃線跡を整備した「永平寺参ろーど」(全長約6km)で自動運転電動カートを走行させ、地域住民や観光客に試乗してもらい、車両やシステムの信頼性や安全性を検証するとともに、事業生の評価などを行なう実証実験を行なっている。

 8月6日からは、「auナビウォーク」と「NAVITIME」によるナビゲーションサービスにおいて、同地域でルート検索を行なうと、移動手段の一つとして自動運転電動カートが提示されるようになった。あわせて、カーナビアプリの「au助手席ナビ」「カーナビタイム」「NAVITIMEドライブサポーター」では、実証実験向けの無料駐車場データを追加し、自動運転電動カートに乗り継ぎやすくしている。

 実証実験は、12月20日まで実施される予定で、自動運転電動カートの運賃は無料。運行時間は9時~16時で、水曜と木曜は運休日となる。

NAVITIMEでのルートの例
カーナビアプリ上では無料駐車場を案内