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岐阜~福井県境の「冠山峠道路 第2号トンネル」が貫通。掘削に約6年かけた福井最長の道路トンネル

2020年11月4日 貫通

岐阜~福井を結ぶ「冠山峠道路 第2号トンネル(仮称)」が貫通。福井県最長の道路トンネルとなる

 国土交通省 近畿地方整備局 福井河川国道事務所は11月5日、国道417号 冠山峠道路の「第2号トンネル(仮称)」が11月4日に貫通したことを発表した。

 国道417号 冠山峠道路は、岐阜県~福井県間の交通不能区間解消を目的に、岐阜県揖斐川町~福井県池田町の間で整備を進める延長7.8kmの道路。「第2号トンネル」は整備延長の約6割となる4834mのトンネルで、2014年6月に掘削を開始。地形条件が厳しく、整備に高度な技術を要するなか、約6年の歳月をかけて貫通させた。

 本トンネルの延長4834mは、福井県内では最長の道路トンネルとなる。このほか、冠山峠道路では、岐阜県側に延長1238mの「第1号トンネル(仮称)」が2017年7月に貫通している。

国道417号 冠山峠道路と、「第2号トンネル(仮称)」の概要
位置図など
第2号トンネルの貫通前後の様子