ニュース

パナソニック、ノイキャン完全ワイヤレス「RZ-S50W」「EAH-AZ70W」。体験会でカフェや飛行機の騒音低減などメリットを紹介

2020年4月中旬 発売

パナソニックはノイキャン完全ワイヤレスイヤフォン「RZ-S50W」「テクニクス EAH-AZ70W」の発売を前に体験会を実施した

 パナソニックは、ノイズキャンセリング機能を搭載した完全ワイヤレスイヤフォン「RZ-S50W」「テクニクス EAH-AZ70W」を4月中旬に発売する。価格はオープンで、予想実売価格はRZ-S50Wが2万4000円前後、EAH-AZ70Wが3万2000円前後。

 同社初の完全ワイヤレスイヤフォンの発売を前に、カフェ店内や航空機内の騒音を再現した体験会を2月に実施しており、店内のざわめきやBGM、飛行機のエンジン音や風切り音をノイズキャンセリング機能により低減することで、「必要以上に音量を上げずにすむ」「耳が疲れにくい」「周囲に音漏れしない」といったメリットを紹介している。

体験会の様子
RZ-S50W
テクニクス EAH-AZ70W

 RZ-S50Wは、8mmのダイナミック型ドライバーを搭載する完全ワイヤレスイヤフォンで、本体の内側と外側に備えたマイクによるノイズキャンセリングに、デジタル/アナログ制御を組み合わせた「デュアルハイブリッドノイズキャンセリング」を採用する。

 4サイズのイヤーピース(S/M/L/XL)と、バッテリーを内蔵して充電しながら持ち運べる保護ケースが付属し、イヤフォン単体の再生時間は約6.5時間(ノイズキャンセリング有効時)、充電ケースを含めると約19.5時間。スマートフォンなどとの接続はBluetooth 5.0で、対応プロファイルはA2DP、AVRCP、HSP、HFP、対応コーデックはSBCとAAC。イヤフォン本体はIPX4相当の防滴仕様になっている。スマートフォンアプリ「Panasonic Audio Connect」(Android/iOS)と組み合わせることで、イコライザ機能やノイズキャンセリング強度などを調整できるほか、イヤフォン紛失時に最後に接続していた地点を地図アプリに表示する機能も備えている。

 一方、EAH-AZ70Wは同社の音響ブランド「テクニクス」を冠する音質重視モデルで、10mmのダイナミック型ドライバーを採用。デュアルハイブリッドノイズキャンセリングやBluetoothの対応プロファイル/コーデック、防滴仕様、再生時間などは共通。

RZ-S50W