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JAL、機内の「安全のしおり」を改定。ICAO推奨の新たな「緊急時の衝撃防止姿勢」に対応

2020年4月1日 改定

JALが4月1日付けで新たな衝撃防止姿勢を図示した「安全のしおり」を導入

 JAL(日本航空)は4月1日、機内に設置している緊急時の対応を説明した「安全のしおり」を改定した。

 ICAO(国際民間航空機関)が推奨する新たな「緊急時の衝撃防止姿勢」が示されたことを受けてのもので、前傾を取り、あごを引き、頭を前の座席に付け、両手を頭の後ろに置く姿勢を図示したものとなった。

 同様に、機内で上映する安全ビデオについても、当該部分の映像を差し替えて、新たな衝撃防止姿勢を示しているという。

【記事修正:4月6日】衝撃防止姿勢について表現を改めました。

前の席に手を付けない新たな「衝撃防止姿勢」を図示。手を頭の後ろに置くように指示している
JALが4月1日から導入したエアバス A350-900型機用の「安全のしおり」
2020年4月1日付けで発行