JR西日本とソフトバンク、「自動運転・隊列走行BRT」の開発プロジェクト立ち上げ

自動運転・隊列走行BRTのイメージ

　JR西日本（西日本旅客鉄道）とソフトバンクは、自動運転と隊列走行技術を用いたBRT（Bus Rapid Transit：バス高速輸送システム）の開発プロジェクト「みんな（MI-NNA：Mobility Innovation – Next Networked Action）の自動運転BRTプロジェクト」を開始すると発表した。

　同プロジェクトは、安全かつ柔軟な次世代のモビリティサービスの1つとして、異なる自動運転車両が隊列走行する「自動運転・隊列走行BRT」を開発しようというもの。両社が保有するノウハウや技術を共有することで、2020年代半ばの実用化を目指す。

　両社では、4月末をめどに基本仕様を決めた上で、2020年度にJR西日本が保有する滋賀県野洲市の用地内にテストコースを建設。2021年度からテストコースで実証実験を開始し、2020年代半ばの技術確立を目指すとしている。

シンプルでシームレスな交通サービスを目指す