ニュース

東京メトロ、3月30日から銀座線渋谷駅で混雑状況配信の実証実験

4月18日「ヒカリエ方面改札」オープン

2020年3月30日 混雑状況配信開始

2020年4月18日 「ヒカリエ方面改札」オープン

東京メトロは、銀座線渋谷駅で混雑状況配信の実証実験を行なう。また、4月18日には「ヒカリエ方面改札」がオープンする

 東京メトロ(東京地下鉄)は、銀座線渋谷駅において乗り換え連絡通路付近の混雑状況を配信する実証実験を3月30日から開始する。また、新しく「ヒカリエ方面改札」が4月18日からオープンする。

銀座線渋谷駅「混雑状況の見える化」

 銀座線渋谷駅の乗り換え連絡通路付近(JR中央改札口付近)において、混雑状況を自動解析する技術の有用性の確認、混雑状況の適した配信手段の検討、混雑緩和施策としての寄与度検証を目的とした実証実験を実施する。

 現地に設置した専用カメラで利用客の状況を自動解析し、約1分前の混雑度を「混雑度1 閑散時」「混雑度2 平常時」「混雑度3 通常ラッシュ時」「混雑度4 異常時」の4段階で表示するほか、その状況を人型のアイコンとして表示することで、視覚的に確認できるようになっている。さらに、過去の同一曜日および当日の1時間ごとの混雑状況をグラフで配信する。

 専用Webサイトまたは東京メトロ公式Webサイトのバナーからアクセスすることで確認できる。また、東京メトロのアプリ内「メトロラボ」からも見られる。

混雑状況配信イメージ
実験専用カメラの設置位置
公式Webサイト「銀座線渋谷駅混雑状況」アクセス画面
東京メトロアプリ「銀座線渋谷駅混雑状況」アクセス画面
混雑状況画面イメージ
混雑グラフイメージ

銀座線渋谷駅「ヒカリエ方面改札」オープン

 4月18日には渋谷ヒカリエに直結する新改札がオープンする。渋谷ヒカリエや宮益坂方面へのアクセスが便利になる。

 設備は、自動改札機3通路(うち幅広自動改札機1通路)、自動券売機2機、自動精算機1機を用意する。

 なお、ホームドアの設置やホーム床の本設化、スクランブルスクエア方面改札側のトイレの設置など引き続き工事を予定している。

新改札および駅構内図イメージ