ニュース

NEXCO西日本、名神 草津JCTの渋滞対策工事を完了。2月29日供用開始。名神(上り)→新名神を全線2車線に

2020年2月26日 発表

2020年2月29日 供用開始

名神高速と新名神高速を結ぶ草津JCTをリニューアル。名神(上り)から新名神へ向かうBランプを全線2車線化する

 NEXCO西日本(西日本高速道路)は2月26日、名神高速道路(E1)と新名神高速道路(E1A)を結ぶ草津JCT(ジャンクション)の渋滞対策工事が完了し、2月29日より供用を開始することを発表した。

 名神(上り)から新名神へ向かうBランプを先頭にした渋滞が、交通混雑期や朝夕を中心に慢性的に発生。特に2019年3月の新四日市JCT~亀山西JCT間の開通で、新名神の愛知県~滋賀県区間が一本につながり、草津JCTでもBランプの交通量が約8%増加。Bランプを先頭とする渋滞発生件数は前年同期の4倍以上となっている。

 Bランプ/Dランプ(名神/下り→新名神)の合流点と、草津田上IC(インターチェンジ)への流出ランプが近接することから、安全性確保のためにBランプを1車線に絞っていたが、このBランプを全線2車線化することで交通容量を増やす対策工事を行なってきた。安全確保のため、Bランプ/Dランプの合流点から草津田上IC流出ランプまでの延長を従来より約80m長くしている。

Bランプを全線4車線化
イメージ
新名神 四日市JCT~亀山西JCT開通前後、草津JCTの交通量と渋滞発生件数