ニュース

エアバス、「ベルーガXL」運航開始。A350型機の主翼2枚同時輸送で生産力増強

2020年1月9日(現地時間)運航開始

エアバスはA350型機のパーツを輸送する「ベルーガXL」の運航を開始した

 エアバスは、特別貨物輸送機「ベルーガXL」の運航を1月9日(現地時間)に開始したことを発表した。

 ベルーガXLはエアバス航空機の部品輸送を行なう航空機で全6機の導入を予定。2014年11月から導入プログラムを開始し、2019年11月にEASA(欧州航空安全庁)から型式証明を取得していた。

 エアバス A330-200F型機をベースにし、同社が現在航空機のパーツ輸送に使用している「ベルーガST」に比べて輸送能力が30%向上。エアバス A350型機の主翼は2枚同時輸送が可能となり、生産能力を増強する。

エアバス A350型機とベルーガXL