小田急、御殿場に「HOTEL CLAD」と日帰り温泉「木の花の湯」開業

「HOTEl CLAD」富士山を臨むフロント・ロビー

　小田急リゾーツは12月15日、御殿場に「HOTEL CLAD」と日帰り温泉「木の花の湯」を開業する。いずれの施設も御殿場プレミアムアウトレットの敷地内に位置する。

「HOTEL CLAD」は全182室の半数以上が富士山ビューで、箱根など周辺観光地への拠点としても利用可能。天井高4mのエントランスロビーに入ると、巨大なガラス窓の向こうに富士山が臨める。また、組子細工や寄木細工などのモチーフをフロントカウンターの背面や客室の照明器具などに取り入れた。食事と入浴は併設の日帰り温泉「木の花の湯」で楽しめる。宿泊者のみ利用可能な朝食は、約40種類の料理が並ぶ和洋ブッフェスタイルとなっている。

「HOTEL CLAD」外観と富士山

組子細工をあしらったフロント

朝食ブッフェ

富士ビューツインルーム

コンセプトルーム

　「木の花の湯」は「HOTEL CLAD」に併設し、自家源泉の温泉や富士山ビューを楽しめる露天風呂、19室の貸切個室風呂、和モダンなレストラン「ダイニング花衣」を備える。富士山の絶景を楽しむことを第1に考え、施設の建築上のレイアウトを工夫。お湯に浸かりながら立って富士山を見る、座ってみる、植栽越しに見る、ガラス越しに見るなど、さまざまなスタイルで温泉と景色を堪能できる。建物内の随所に自然素材を使用し、露天風呂の岩風呂には富士山の大沢溶岩（大沢石）を使用、貸切風呂は檜風呂や岩風呂に、レストランの壁紙は富士山の噴火で堆積した黒土を練りこんだ和紙とした。このほか、「休息房」に畳スペースを設けるなど、和モダンなデザインを取り入れている。

「木の花の湯」「大湯」の露天風呂

「大湯」から見た富士山

貸切個室風呂「離れ湯屋 花伝」（参ノ巻）

「ダイニング花衣」から見た富士山