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湯河原 富士屋旅館、大正12年築の旧館が国の登録有形文化財に

2019年11月15日 登録決定

湯河原の「富士屋旅館」の旧館が国の登録有形文化財に登録される

 湯河原の温泉旅館「富士屋旅館」(神奈川足柄下郡湯河原町宮上557)を運営する際コーポレーションは、文化審議会文化財分科会の審議・議決などを経て、同旅館の旧館が国の登録有形文化財に登録されることが決まったと発表した。

 富士屋旅館は江戸後期に前身となる温泉宿がすでに存在したという老舗で、1876年(明治9年)に温泉旅館となり、2002年に一度閉館。その17年後、2019年2月に運営を再開し、現在は1923年(大正12年)に建てられたという旧館(旧称:3号館)、昭和20年代に京都から運んだ材木で建てたという「洛味荘」、骨組みだけを残して新しく作り替えた「新館」となっている。

旧館
新館
洛味荘
富士屋旅館

所在地: 神奈川県足柄下郡湯河原町宮上557
TEL: 0465-60-0361
客室: 18室(新館10室、旧館4室、洛味荘4室)
アクセス: JR東海道線 湯河原駅からバス約10分
温泉: 源泉かけ流し(ナトリウム-塩化物泉)
基本料金: 1泊夕朝食付き 1名2万2000円~(1室2名の場合)