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初代G-SHOCK、国立科学博物館の2019年度未来技術遺産に登録

2019年9月3日 発表

DW-5000C-1A

 カシオ計算機は、G-SHOCKの初代モデル「DW-5000C」が国立科学博物館が主催する2019年度未来技術遺産(重要科学技術史資料)に登録されたと発表した。

 未来技術遺産は、国立科学博物館が「科学技術の発達史上重要な成果を示し、次世代に継承していく上で重要な意義を持つ科学技術史資料」や「国民生活、経済、社会、文化の在り方に顕著な影響を与えた科学技術史資料」の保存と活用を目的に2008年度から実施している登録制度。

 1983年に発売されたDW-5000Cは、「衝撃に弱く、壊れやすい」という腕時計の常識を覆し、腕時計に対する価値観を一新。その後、機能美を表現したデザインでデジタルウオッチのイメージも一新していった。こうした功績が評価され、腕時計に対する価値観を大きく変えた製品として未来技術遺産に登録されることになった。

 このほか、腕時計では、セイコーの液晶デジタルクオーツ腕時計「セイコークオーツLC V.F.A. 06LC」(世界初6桁液晶表示の腕時計)や、シチズンの太陽電池アナログクオーツ腕時計「シチズン クオーツ クリストロン ソーラーセル Cal.8629-7J」(世界初の太陽電池式アナログクオーツ腕時計)も2019年度未来技術遺産に登録されている。