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タイ・エアアジアX、福岡~バンコク線就航。福岡空港は放水アーチで歓迎。片道8650円の記念セールも
2019年7月5日 19:22
- 2019年7月4日 就航
エアアジアグループのタイ・エアアジアXは7月4日(バンコク発便は7月3日)、福岡空港~バンコク・ドンムアン空港線を就航した。エアアジアグループにとって、3月に就航した福岡空港~クアラルンプール国際空港線に続く2つ目の福岡空港路線となる。
使用機材はエアバス A330-300型機で、座席数はレギュラーシートが377席(時期により座席数は異なる。9月から10月24日まではプレミアム・フラットベッド12席とレギュラーシート365席の機材を使用する)。
タイ・エアアジアXの福岡空港~バンコク・ドンムアン空港線(2019年7月3日~)
XJ637便: 福岡(07時45分)発~ドンムアン(11時45分)着、水曜運航
XJ637便: 福岡(07時55分)発~ドンムアン(11時45分)着、月・日曜運航
XJ637便: 福岡(08時05分)発~ドンムアン(11時45分)着、木曜運航
XJ636便: ドンムアン(23時40分)発~福岡(翌07時00分)着、火・水・土・日曜運航
今回の就航を記念して、福岡~バンコク線が片道8650円のセールを7月8日から14日まで実施する。対象搭乗期間は7月9日から10月31日まで。
タイ・エアアジアXの福岡~バンコク線就航記念セール
販売期間: 2019年7月8日~14日
対象搭乗期間: 2019年7月9日~10月31日
対象路線: 福岡空港~バンコク・ドンムアン空港線
料金: 片道8650円 ※BIGメンバー向け、座席数限定、諸条件別途適用
7月3日23時57分(現地時間)に280名の乗客を乗せてドンムアン空港を出発したXJ636便は、翌7月4日7時6分に福岡空港の16滑走路に着陸。放水アーチによる歓迎を受けて49番にスポットインした。
福岡空港国際線ターミナルの到着ロビーでは、マスコットキャラクターの出迎えや記念品の配布が行なわれた。記念品は、免税店で使用できるクーポン券や「絹献上タオルハンカチ」などが封入されていた。到着ロビーが出迎えのお祝いムードに湧くころ、ドンムアン空港に向けての折り返し便であるXJ637便(乗客数267名)が8時22分に出発していった。
9時から国際線ターミナルの2階で、就航記念セレモニーがスタート。現役のCA(客室乗務員)により編成されたファンチームによるダンスパフォーマンスが披露されたあと、列席者からのあいさつが述べられた。
エアアジア・ジャパン 代表取締役会長の谷本龍哉氏は、「福岡線は3月にマレーシアとつながり、今日のバンコク・ドンムアン線で2路線目となります。
エアアジアの魅力ですが、先程のダンスパフォーマンスに代表されますとおり、『ファン&フレンドリー』、明るく元気で親しげなサービスが挙げられます。さらにLCCとしてのリーズナブルなプライスです。福岡から東京までの片道よりも安い料金でアジアを往復することもできる。この2点が大きな特徴です。
さらにバンコクやクアラルンプールといったハブ空港に飛んでいただければ、そこからすべてのアジアの国々に行くことができます。今日の就航を機に、九州のみなさんがどんどんアジアとつながっていける架け橋となれればいいなと思っております」とあいさつした。
続いて、福岡県知事の小川洋氏が登壇。「エアアジアグループの福岡線が2路線目ということで大変うれしく思います。国際線の利用者数は691万人と過去11年連続で記録更新中でございます。
福岡と東南アジアを結ぶネットワークがよりいっそう充実することとなりました。タイ・バンコクとは2006年に友好提携を締結し、それ以来、未来・経済・環境・青少年・文化と幅広い交流を積み重ねてきました。私も3回ほど訪れて、観光や農水産物のプロモーションを行なってまいりました。
そうして2018年10月には在福岡タイ王国総領事館が開設、11月にはタイ国政府観光庁の福岡事務所が再開され、今回の就航につながったと感じています。日タイ間の交流がより深まっていくことを期待し、ますますの発展をお祈り申し上げます」と、歓迎のコメントを述べた。
最後に、タイ国政府観光庁 福岡事務所 副所長のKeng Chaivarin(ゲン・チャイワーリン)氏が、「この路線がつながることによって、福岡のみならず九州全域においてタイ人の受け入れが増していくと感じています。週4往復も、まだまだ増えていくことを期待し、そのなかでもタイ人が多くなっていくことを願っています。
ここ2年間で130万人ものタイ人が日本を訪れており、今後も増えていくでしょう。日本の方がタイを訪れる人数も160万人を超えており、200万人を超えることも期待しています。タイ国政府観光庁といたしましても、協力してまいりたいと思います。本日は誠におめでとうございます」と、さらなる交流人口増大に期待を寄せた。