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新名神の新四日市JCT~亀山西JCT間開通で東名阪道の渋滞回数が大幅減少

2019年6月11日 発表

開通後1か月の交通状況

 新名神・東環開通効果検討会議は6月11日、新名神高速道路の新四日市JCT(ジャンクション)~亀山西JCT間と、東海環状自動車道の大安IC(インターチェンジ)~東員IC間の開通後の交通状況と開通効果を発表した。

 開通後1か月の交通状況としては、東名阪自動車道の渋滞回数が大幅に減少したことや、新名神に並行する国道1号や国道23号の交通量が約1割減少したことが確認された。

開通後の交通量の変化

 渋滞緩和により、高速バスの定刻運行率も改善。新名神の開通前は休日の遅延が常態化していたが、開通後は約9割が定刻運行できるようになったという。

 また、開通直後のゴールデンウィークには、東名阪道の大規模な渋滞が減少し、三重県に300万人以上の観光客流入に貢献したと分析されている。

高速バスの定時性向上
ゴールデンウィーク期間中の交通状況
交通量の変化と渋滞発生回数