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KDDIとナビタイム、MaaS事業の立ち上げをサポートする仕組みづくりで連携

2019年6月5日 発表

連携のイメージ

 KDDIとナビタイムジャパンは、両社が保有する技術やビッグデータを活用したMaaS(Mobility as a Service)領域の取り組みを推進していくことで合意した。

 両社では、都市部の慢性的な交通混雑解消や過疎地域での生活路線の確保、訪日外国人の増加に伴うオーバーツーリズムなどの社会的な課題の解決を支援するため、それぞれが保有する通信・交通ビッグデータや経路探索エンジン、IoT・AIといった技術を活用していく。

 具体的には、MaaSを実現するにあたって必要となる検索・予約・配車・決済・アプリといった基本機能を共同で開発し、交通事業者や自治体のMaaS事業立ち上げを支援したり、5G時代を見据えたMaaS事業の収益化を支援したりする。

 また、渋滞やオーバーツーリズムなどの社会課題の解決に向けて、両社が保有する通信や交通に関するビッグデータを共同で解析し、効果検証を行ない、新たなビジネス開発を支援する。このほか、地域ごとの課題を解決するための実証実験も支援していく。