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新京成電鉄、新車両「80000形」を松戸駅~京成津田沼駅間に今冬導入。カラーは「ジェントルピンク」

2019年4月11日 発表

2019年冬 運行開始

新京成電鉄は「80000形」を2019年冬から導入する

 新京成電鉄は4月11日、京成グループ標準車両として京成電鉄と共同で設計した新形式車両「80000形」、6両1編成を導入すると発表した。

 新京成電鉄としては14年ぶりの新形式車両となり、新京成線の松戸駅~京成津田沼駅間で2019年冬から営業運行する。

 京成電鉄が成田スカイアクセス線に導入する「3100形」と同じくコンセプトは「受け継ぐ伝統と新たな価値の創造」(関連記事「京成電鉄、成田スカイアクセス線に15年ぶり新車両『3100形』。2019年秋導入」)。外観デザインは質実さ、実用本位を基本としつつ、やわらかさを醸し出すため、丸みを帯びた形状にし、コーポレートカラーの「ジェントルピンク」をデザインに取り入れた。

 車内には、安全性の向上のために各車両に3台の防犯カメラを設置。先頭車両には従来と同等の車いすスペース、中間の車両にはフリースペースを設置した。また、LCD(液晶)車内案内表示器を2画面化してすべてのドア上に設けたほか、プラズマクラスターイオン発生装置を搭載し、車内環境の改善を図っている。

80000形の車内
優先席
フリースペース
ドアの上には2画面の車内案内表示器