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JR西日本、広島駅ビルを建て替え。「ASSE(アッセ)」2020年3月閉館、2025年春新規開業

ショッピングセンター、シネコン、ホテルなど

2019年3月15日 発表

「広島駅ビルの建替え計画」の概要を発表。2025年春の開業を予定している

 JR西日本(西日本旅客鉄道)、JR西日本不動産開発、中国SC開発、ジェイアール西日本ホテル開発は3月15日、「広島駅ビルの建替え計画」の概要を発表した。

 1965年に開業した現駅ビル「ASSE(アッセ)」を2020年3月末に閉館、4月に着工、2025年春に新駅ビルの開業を予定している。

広島駅の新駅ビル概要

開業予定: 2025年春
所在地: 広島県広島市南区松原町2-37他
面積: 建築面積約1万4000m 2 、延床面積約11万1000m 2
建物: 鉄骨造、地上20階・地下1階、高さ約100m
用途: 商業、ホテル、駐車場

広島駅ビルの内観イメージ

 新駅ビルは、広島・瀬戸内の玄関にふさわしく、広島に新たな賑わいや交流、感動を創出する施設となることを目指し、商業施設、ホテル、駐車場を導入。駅ビル2階の路面電車が進入する空間は、広島駅中央口改札や新幹線口改札から段差なくフラットにつながり、駅と歩行者空間、商業施設が一体となった空間を創出する。また、駅ビル1階に整備される駅前広場ともつながり、利用しやすい公共交通ネットワークを形成するとしている。

 商業施設には店舗面積約2万5000m 2 のショッピングセンターと、シネマコンプレックスを、駅ビル高層階には、JR西日本ホテルズの新規ブランド「ホテルヴィスキオ」(400室規模)を計画。駅ビル直結駐車場(約500台)に加えて、駅北西に別棟駐車場(約400台)を設ける予定だ。

広島駅ビルは建築面積約1万4000m2、延床面積約11万1000m2。地上20階・地下1階という規模になる
広島駅周辺の見取り図。駅ビル直結駐車場(約500台)に加えて、駅北西に別棟駐車場(約400台)を設ける予定