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ANA、国内線の「ANA Wi-Fi Service」を3月1日から順次拡充。無料映像コンテンツは映画など100チャネルに
ボンバルディア Q400型機全機にサービス導入
2019年2月28日 16:32
- 2019年2月28日 発表
- 2019年3月1日から順次導入
ANA(全日本空輸)は2月28日、国内線機内で提供している「ANA Wi-Fi Service」のサービス拡充を発表した。主に無料コンテンツを拡充するもので、3月1日から順次導入を進める。また、ボンバルディア Q400(DHC-8-Q400)型機についても、3月1日からは全24機でサービスを提供する。
3月1日に映像コンテンツの拡充を行ない、「カメラを止めるな!」などの映画や、人気クリエイターのWeb動画、ANAのスペシャルコンテンツなど80チャネルから100チャネルへ増強する。
4月1日には、リアルタイム映像コンテンツ「ANA SKY LIVE TV」に新チャネル「GAORA SPORTS」「音楽・ライブ!スペースシャワーTV」を追加。さらに、地図コンテンツの「ANA Flight Path」では、旅先でのランニングコースや、日本全国100か所の観光地情報「観光100選」の提供を開始する。
4月8日からは、レストラン検索・予約サイト「食べログ」のWebマガジン「食べログマガジン」とANAが厳選した店舗のグルメ記事「ANA食べログマガジン」や、機内誌「翼の王国」に掲載された記事のサイドストーリーなどの提供を順次スタートする。
5月1日からは、ANA Wi-Fi Serviceのショッピングサービス「ANA STORE @SKY」の買い物を1マイル=1円としてマイルで支払える「ANAマイル直接決済サービス」の提供も始める。
ボンバルディア Q400(DHC-8-Q400)型機は、未導入機13機に対して新たに英Blueboxの機内エンタテイメントシステム「Bluebox Wow」を導入。3月1日から全24機でANA Wi-Fi Serviceの提供を開始する。提供するコンテンツはほかの機材と同じで、従来のボンバルディア Q400型機でのサービスと同様に機内での無料コンテンツは利用できるが、インターネットサービスは利用できない。
また、フィンランドのデザイン・ソフトウェア開発企業であるReaktorと協力し、ANAアプリ内のポータルサイトをリニューアル。上下左右へスワイプしてコンテンツを探せるようにするなど、操作性向上を図ってデザインを一新する。リニューアルは4月8日から順次導入を予定している。