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ナンポー、マハエ・マハ朗パッケージの沖縄土産「沖縄シーサイドストーリー」の売上金の一部を「沖縄観光の架け橋となる活動」へ寄付

沖縄観光コンベンションビューローとのコラボ菓子

2019年1月29日 実施

OCVBとナンポーのコラボ商品「沖縄シーサイドストーリー」の発売から1年が経ち、ナンポーから売上金の一部が「沖縄観光の架け橋となる活動」へ寄付された

 OCVB(沖縄観光コンベンションビューロー)とナンポーのコラボレーション商品「沖縄シーサイドストーリー」の発売から1年が経過した。この度ナンポーより売上金の一部が「沖縄観光の架け橋となる活動」へ寄付されることになり、1月29日に寄贈式が行なわれた。

「沖縄シーサイドストーリー」は、パッケージに沖縄観光PR大使である花笠マハエとマハ朗をデザインした焼き菓子(サブレ)で、2017年9月に発売。塩ミルク味と塩キャラメル味を同梱し、36枚入りと18枚入りのパッケージで商品展開されている(関連記事「焼き色と食感にこだわった新しい沖縄土産菓子『沖縄シーサイドストーリー』発売」)。

 那覇空港国内線の土産品店ほか、国際通りの土産品店、沖縄空手会館などで販売。また、パッケージデザインを変えた「宮古島シーサイドストーリー」「石垣島シーサイドストーリー」「伊江島シーサイドストーリー」もそれぞれの空港で販売されている。

 寄贈式にはナンポー 専務取締役の具志堅全友氏、OCVB 会長の平良朝敬氏が出席。売上金の一部を「沖縄観光の架け橋となる活動」へと、具志堅氏より平良会長へ手渡された。

寄贈式記者会見の様子
寄付金の目録が具志堅氏より平良氏へ手渡された

 具志堅氏は「OCVBと初めてコラボした商品。2017年9月の発売から2018年8月までの1年間で、2万8958箱、1313万6000円を売り上げた。今回、そのうちの2%である26万2725円を寄付させていただく。沖縄観光の人材育成やサンゴの再生などに活用していただければ幸いだ」とあいさつした。

株式会社ナンポー 専務取締役 具志堅全友氏

 また平良会長は、「マハエ・マハ朗が沖縄のシンボルであることをアピールしたく、ナンポーさんに相談して実現したコラボ。OCVBでは4年間にわたり実施してきた学生による卒業旅行プラン作成『学卒プロジェクト』が終了。新たに学生を主体とした自主事業『沖縄観光2020プロジェクト~未来を担う若者たちからの提案~』を立ち上げ、OCVB、JTA(日本トランスオーシャン航空)、JAL JTAセールスと共催でスタートさせた。今回いただいた寄付金をぜひこちらの事業に活かしたい」と述べた。

一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー 会長 平良朝敬氏

 OCVBでは今後もさまざまな県内事業者との連携を図り、県産品の消費拡大、観光消費額向上を目指したいとしている。

「沖縄シーサイドストーリー」を手にする花笠マハエちゃん(写真左)とマハ朗くん(写真右)