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焼き色と食感にこだわった新しい沖縄土産菓子「沖縄シーサイドストーリー」発売

パッケージにはマハエちゃんとマハ朗くん

2017年9月19日 開催

ナンポーとOCVBが新しい土産菓子「沖縄シーサイドストーリー」を共同開発

「べにいもタルト」や「塩ちんすこう」などの土産菓子を製造販売するナンポーとOCVB(沖縄観光コンベンションビューロー)は、新しい焼き菓子「沖縄シーサイドストーリー」を共同開発し、9月15日に発売した。9月19日には、那覇空港のウェルカムロビーにて新商品発表会が開催された。

 発表会には、OCVB 会長の平良朝敬氏、ナンポー 専務取締役の具志堅全友氏、同 商品開発室長の本村敏之氏のほか、ミス沖縄2017スカイブルーの嘉数晴花さん、そしてパッケージキャラクターとなった花笠マハエちゃんも出席。報道陣のみならず、多くの観光客が注目する発表会となった。

 同商品は、沖縄観光PR大使の花笠マハエちゃんとマハ朗くんをパッケージに採用。沖縄の海と空をイメージしたさわやかなブルーを基調にしたデザインで、新たな沖縄土産の定番を目指す。ネーミングは、マハエちゃんとマハ朗くんがシーサイドで出会い物語を作っていくイメージで付けられた。

 パッケージは2種類。大サイズは36枚入り1080円、小サイズは18枚入り648円。それぞれミルク・キャラメル味が半分ずつ入っている。

かわいいイラストが目を引く「沖縄シーサイドストーリー」。個別包装にもそれぞれのイラストがプリントされている

 最初に平良会長が商品開発の経緯について、「沖縄観光は順調に伸び、今年は950万人を目標としている。そのなかで人材不足などの課題も生じているほか、消費も伸び悩んでいるのが現状。その取り組みの一考として、今回ナンポーとのコラボレーションを実現した。マハエ・マハ朗の初の商品で、観光を盛り上げたい」と説明。

一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー 会長 平良朝敬氏

 続いてナンポーの具志堅氏が「パッケージにはマハエちゃんとマハ朗くんを起用し、沖縄の青い空と海をイメージしたカラーを採用した。パッケージには、塩ミルク味と塩キャラメル味の2種類のサブレが入っている。塩は、北谷の塩を採用した」と商品の特徴を説明した。

株式会社ナンポー 専務取締役 具志堅全友氏(右)

 ナンポーの本村氏からは「こだわったところは焼き色。マハエちゃん、マハ朗くんの顔の色を再現するところに苦労した。食感にもこだわった。子供からご年配まで幅広く愛してもらえる食べやすい食感に仕上げた。また、袋を開けたときにミルク、キャラメルそれぞれの香りが出るよう工夫した」と、開発時のこだわりや苦労点などが語られた。

株式会社ナンポー 商品開発室長 本村敏之氏(左)

 また、同商品の売り上げの一部は、沖縄観光の懸け橋となる活動資金に活用される。「観光業界で資金の足りないところ、例えば社員教育や地域再生などに役立てていきたい」と平良会長。第2弾商品として「宮古島シーサイドストーリー」も準備しており、ほかの離島についても企画中とのこと。

宮古島で発売される「宮古島シーサイドストーリー」。内容、価格は「沖縄シーサイドストーリー」と同じ

 結びに平良会長より、「マハエ・マハ朗グッズは、Tシャツやかりゆしウェア、フィギュアなど展開していきたいと考えている。2人の恋が芽生えて、2人の活躍の場が広がっていくよう夢を追いながら展開していく」と語った。

 発表会終了後は、マハエちゃんとミス沖縄嘉数さんが観光客へサンプルを配布。かわいらしいパッケージを手にし、受け取った人も興味をそそられていたようだった。

サンプルを配布する花笠マハエちゃん
ミス沖縄2017スカイブルー嘉数晴花さんもサンプルを配布