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ザ・リッツ・カールトン・レジデンス ワイキキビーチ、ダイヤモンドヘッドタワーを10月15日開業

ハワイ最多のラグジュアリースイートルームを持つレジデンスとして全館オープン

2018年9月21日 実施

左から、ザ・リッツ・カールトン・レジデンス ワイキキビーチ 総支配人のダグラス・チャング氏、レジデンスマネージャーのトモ・ヒキチ氏、広報部長のフイ・ヴォー氏、アジアセールス ディレクター ジョン・ウシジマ氏

 ハワイ・オアフ島のワイキキビーチに建設中の「ザ・リッツ・カールトン・レジデンス ワイキキビーチ」は、2016年7月にオアフ島初のリッツ・カールトンとして先行オープンしていた「エヴァタワー」に続き、「ダイヤモンドヘッドタワー」が10月15日にオープンし、全館オープンを迎えると発表した。

 今回、同ホテル総支配人のダグラス・チャング氏、アジアセールス ディレクターのジョン・ウシジマ氏、広報部長のフイ・ヴォー氏、レジデンスマネージャーのトモ・ヒキチ氏らが来日し、ザ・リッツ・カールトン東京でダイヤモンドヘッドタワーの完成およびグランド・オープニングに関しての説明会を実施した。

スタイリッシュなデザインの2棟。右が今回新規オープンするダイヤモンドヘッドタワー(画像提供:ザ・リッツ・カールトン・レジデンス ワイキキビーチ)

 ザ・リッツ・カールトン・レジデンス ワイキキビーチは、307室の客室を持つ「エヴァタワー」と、今回オープンする245室の「ダイヤモンドヘッドタワー」の2棟で構成されたラグジュアリーリゾート。総支配人のダグラス・チャング氏によると、長年ワイキキに建築計画を持っていたザ・リッツ・カールトンが、クヒオ通りの再開発に参画して実現。2009年以降初めてワイキキに開業したラグジュアリーリゾートだという。建築事務所ゲラン・グラス・アーキテクトが設計した各38階建ての両タワーは、スタイリッシュで大胆なデザイン。すべてのレジデンスがオーシャンビューでプライベートバルコニー付きだ。

 クヒオ通りは、ワイキキのメインストリートとして知られるカラカウア通りの1本山側を走る通り。ザ・リッツ・カールトン・レジデンス ワイキキビーチはグッチやシャネルなどの高級ブランドが数多く並ぶショッピングセンター「ラグジュアリーロウ」に隣接する位置にある。

中央の2棟がザ・リッツ・カールトン・レジデンス ワイキキビーチ。クヒオ通りはカラカウア通りの1本山側を走る通り。ワイキキビーチまでは歩いて行ける距離にある(画像提供:ザ・リッツ・カールトン・レジデンス ワイキキビーチ)
すべてのレジデンスがオーシャンビューかつプライベートバルコニー付き(画像提供:ザ・リッツ・カールトン・レジデンス ワイキキビーチ)

 ザ・リッツ・カールトン・レジデンス ワイキキビーチは2棟の全552室すべてがレジデンス仕様のいわゆるホテルコンドミニアム。「自宅にいるような感覚で便利に使え、ワールドクラスのサービスも提供される」という。

 2016年7月に完成した「エヴァタワー」は完売済。「ダイヤモンドヘッドタワー」も残り2戸のみ。オーナーがレンタルプログラムを利用することで、普段は部屋をホテルとしてザ・リッツ・カールトンが運用。オーナーは事前予約することで宿泊料なしで利用できるほか、運用収益を得ることもできる仕組み。

ザ・リッツ・カールトン・レジデンス ワイキキビーチ 総支配人 ダグラス・チャング氏

 総支配人のダグラス・チャング氏によると、ザ・リッツ・カールトン・レジデンス ワイキキビーチの場合、レジデンスの70%が日本人オーナーであり、宿泊でホテルを利用するゲストも60%が日本人だという。これを受けてザ・リッツ・カールトンのブランドが日本人からの評判が非常によく、ザ・リッツ・カールトン・レジデンス ワイキキビーチにもさまざまなエリアで日本語が堪能なバイリンガルのスタッフを多く配置しているという。

 設備面では、同リゾート2つ目となる高層階のインフィニティプールのほか、グループで使える多目的スペースもあり、結婚式も行なえる。先行してオープンしているエヴァタワーには、江戸前ずしで著名な中澤圭二氏がカウンターに立つ「すし匠」や「DEAN & DELUCA」があるが、ハワイの家庭料理が食べられるダイニング「プールグリル」(仮称)がダイヤモンドヘッドタワーにも10月15日にともにオープン予定。

 さらに「アイランドグルメマーケット」も2019年夏にオープン予定だという。また、ダイヤモンドヘッドタワーには「ザ・リッツ・カールトン スパ」が増設され、ハワイの自然要素や伝統的なヒーリングメソッドを提供する。

 客室は全室オーシャンビューで、「デラックス」「グランド」「プレミア」の階層レベルに、広さ別に「ステューディオ」「1~4ベッドルームスイート」「ペントハウス」の客室がある。レジデンス仕様のため、キッチンには冷蔵庫やコンロはもちろん、電子レンジなどの家電と調理器具や食器も用意。洗濯機・乾燥機、温水洗浄便座、シャワールーム付きの深めのバスタブを持つ浴槽、スマートテレビなど充実の設備を持つ。

「ステューディオ・ダブルベッド・デラックス・オーシャンビュー」タイプのリビング(画像提供:ザ・リッツ・カールトン・レジデンス ワイキキビーチ)
ワイキキビーチやダイヤモンドヘッドが望める、高層階に位置するインフィニティプール(画像提供:ザ・リッツ・カールトン・レジデンス ワイキキビーチ)
グループで使える会議室や、屋外のイベントスペースも備える(画像提供:ザ・リッツ・カールトン・レジデンス ワイキキビーチ)
ウエディングパーティにも最適な多目的スペースもある(画像提供:ザ・リッツ・カールトン・レジデンス ワイキキビーチ)

 また、ザ・リッツ・カールトンが8月から「新マリオット リワードプログラム」に参加したことを受けて、ザ・リッツ・カールトン・レジデンス ワイキキビーチもマリオット リワードプログラムに参加。リワードメンバー限定オファーとして、ステューディオ、デラックス・オーシャンビュールームの宿泊で1泊ごとに1000ポイントが進呈される。

ザ・リッツ・カールトン・レジデンス ワイキキビーチ アジアセールス ディレクター ジョン・ウシジマ氏

 アジア地区営業部長のジョン・ウシジマ氏によると、海外のホテルが新規オープンする場合、日本市場でホテルの取り扱いが開始されるまでオープンから半年ほどかかる場合もあるそうだが、ザ・リッツ・カールトンのブランド力もあり今回は日本国内の旅行会社でオープン初日から積極的に販売が行なわれたとのこと。ザ・リッツ・カールトン・レジデンス ワイキキビーチのスペシャリストも日本に滞在し、お客さまから質問があれば対応できると紹介。ジョン・ウシジマ氏も特に直行便のある都市は年に数回プロモーションで訪れ、常に情報をアップデートしていると説明した。

 今回、ダイヤモンドヘッドタワーのオープンを記念して、10月15日から12月20日までの期間限定で、宿泊者にザ・リッツ・カールトン・レジデンス ワイキキビーチのロゴ入りのティファニーのペアグラスがプレゼントされるプランも展開される。

左が10月15日から12月20日まで宿泊者にプレゼントされるティファニーのペアグラス。右は通常宿泊者におもてなしの品として部屋に用意されるチョコレートなどのスイーツ
プレゼントされるティファニーのペアグラスはザ・リッツ・カールトン・レジデンス ワイキキビーチのロゴ入り
説明会の会場では、現地のチェックインの際にゲストに振る舞われるウエルカムドリンク「POG」が提供された

 スタイリッシュで高級感あふれる共有部と、過ごしやすいレジデンスの雰囲気を高品質なサービスで楽しめる「ザ・リッツ・カールトン・レジデンス ワイキキビーチ」。快適なホテルライフと再開発で生まれ変わりつつあるクヒオ通りを存分に楽しめる。

ザ・リッツ・カールトン・レジデンス ワイキキビーチ 紹介ムービー