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西武HD、池袋線をまたぐ新本社ビルを「ダイヤゲート池袋」と命名。豊島区が構想中の東西デッキと接続

2018年7月31日 発表

西武ホールディングスは新本社ビルの名称を「ダイヤゲート池袋」に決定した

 西武ホールディングスは7月31日、池袋で開発を進める「(仮称)西武鉄道池袋ビル」の名称が「ダイヤゲート池袋」に決定したことを発表した。ビル外観に鉄道の運行表「ダイヤグラム」を思わせる菱形の鉄骨ブレース(補強)を施していることなどから名付けられた。

 同ビルは西武鉄道が保有、西武プロパティーズが開発を行なっており、旧本社ビルの建て替え事業として建設が進められているもの。旧本社ビルの敷地に加えて、西武池袋線の線路上空および線路西側の用地を利用することで、豊島区が構想中の池袋駅東西連絡通路(東西デッキ)と同ビル2階線路上空デッキが接続、池袋駅から南池袋方面への歩行者のアクセスが強化される見込み。

 ダイヤゲート池袋は地下2階/地上20階、延床面積約5万m2の規模で、2019年春の開業を目指している。低層階に商業施設、上層階はオフィスビルとなり、そのうち5フロアを使って西武ホールディングス、プリンスホテル、西武プロパティーズが入居する予定。

デッキのイメージ図
エントランスホールのイメージ図
2018年7月撮影の状況