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設立18年を迎えたスカイチームがイベント開催。トークショーではチャーリィ古庄氏が撮影秘話を明かす
2018年7月13日 21:40
- 2018年7月11日 開催
20のエアラインが加盟する航空連合スカイチームは7月11日、最新のプロダクト情報や主要空港の情報などを提供する「SkyTeam Product Seminar and Workshop」を都内で開催した。
スカイチームは2000年6月に設立された航空連合で、デルタ航空やエールフランス、大韓航空などが加盟している。日本の航空会社は参加していないが、空港での優先サービスであるSky Priorityは日本国内のすべての就航空港において導入されており、優先チェックインや優先搭乗などのサービスを受けられる。
今回のイベントでは、TC1(南北アメリカなど)とTC2(アフリカ、ヨーロッパなど)、TC3(中東以外のアジア、オセアニアなど)のそれぞれの地域ごとの航空セミナーやオープンワークショップ、世界1周運賃セミナーなどが開かれた。そして最後に、航空写真家として活躍するチャーリィ古庄氏がトークショーを展開した。
チャーリィ古庄氏は200社以上の航空会社に搭乗し「世界でもっとも多くの航空会社に搭乗した人」としてギネス認定を受けている。航空写真家としても幅広く活躍し、さまざまな航空会社や空港がオフィシャル素材やパンフレットなどにおいてチャーリィ古庄氏が撮影した写真を利用している。トークショーでは自身で撮影したさまざまな写真を披露し、撮影秘話などを語った。
成田国際空港の許可を受け、ヘリコプターを使って撮影した1枚では、成田で借りられるヘリコプターはないため、東京の新木場から飛んで撮影したという。夕焼けのなか、マンハッタンのビル群を背景に飛ぶ飛行機を狙ったカットは、ジョン・F・ケネディ国際空港で撮影。太陽が沈む位置や風向きなど、さまざまな条件が合致しないとこの写真は撮れないと話す。満月をバックにボーイング 787型機を捉えたカットは、月が出る位置と角度を計算して撮影する必要があったという。暗闇のため、主翼の先で光るナビゲーションライトを見て飛行機の位置を判断している。