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西武鉄道、ライブ会場行き「アイドリッシュセブン プレミアムトレイン」は満席で運行。40000系初のラッピング

七夕の日に満員の女性ファンで埋め尽くされる

2018年7月7日~8日 運行

七夕の日に運行された、ライブ会場向け臨時特急「アイドリッシュセブン プレミアムトレイン」

 西武鉄道は、メットライフドーム(旧西武プリンスドーム)で7月7日~8日の2日間開催されたライブ「アイドリッシュセブン 1st LIVE『Road To Infinity』」に合わせて、臨時特急「アイドリッシュセブン プレミアムトレイン」を運行した。その7月7日の様子をお届けする。

「アイドリッシュセブン(IDOLiSH7)」は、バンダイナムコオンラインのリズム&ノベル要素を持つスマホゲーム。「アイナナ」の略称で親しまれている。すでにアニメ化もされ、TVアニメ第2期の制作も決定されている。キャラクター原案は種村有菜氏。開発元はギーク。

 ゲームをプレイする主人公は、父親の経営する「小鳥遊芸能事務所」で7人アイドルグループのアイドリッシュセブンのマネージャーの仕事を任されたことからストーリーが始まり、トップアイドルに育てるべく奮闘する。八乙女事務所の「TRIGGER」と岡崎事務所の「Re:vale」も登場する。作中の楽曲はキャラクターを担当する声優が歌っており、実際のライブでは声優自身がステージに立つというのが大きな特徴。アイドリッシュセブンは、今回がファーストライブとなる。

「アイドリッシュセブン プレミアムトレイン」は、「アイドリッシュセブン プレミアムトレインパック」として販売され、ライブツアー会場に向かう以下のスケジュールで運行された。ツアー代金は4320円。

7月7日の運行スケジュール

池袋発~西武球場前駅行き
・池袋駅(12時38分)発~西武球場前駅駅(13時11分)着
池袋発~西武球場前駅行き
・池袋14時41分発→西武球場前駅15時45分着

7月8日の運行スケジュール

池袋発~西武球場前駅行き
・池袋駅(10時08分)発~西武球場前駅駅(10時47分)着

 参加者には、「アイドリッシュセブン プレミアムトレインパック オリジナルパスケース」(非売品)が配られ、乗車日当日限定で利用できる「西武線1日フリーきっぷ」も含まれる。

 また、主要駅に設置されたQRコード付きポスターを、「舞台めぐり」アプリのカメラで読み込むことで、全12種の「マイAR」をゲットできる「アイドリッシュセブン 西武鉄道デジタルフォトスポットへ行こう!」も7月22日まで開催されている。

西武池袋駅改札前には、アイドリッシュセブンの大型ポスターが垂れ下がっていた
柱のサイネージにもアイドリッシュセブン。各キャラクター別に表示されていて、多数のファンが記念撮影をしていた
改札内には大きなアイドリッシュセブンのポスター
かなり早い時間から改札を通して、発車する7番線へと誘導していた
ホームはほぼ女性で埋め尽くされる。七夕らしく浴衣の女性も見受けられた
案内版には「臨時」の表示

「アイドリッシュセブン プレミアムトレイン」は、西武鉄道最新型車両40000系としては、初のラッピングとなる。出入口付近に12名のキャラクターがほぼ等身大サイズで描かれていて、窓下付近にはそのキャラクターの名前と顔が描かれたバナーが貼られている。ヘッドマーク付近の装飾はなく、やや控えめのラッピングとなっていた。

 なお、新型車両40000系の詳細は、別記事でレポートしている(関連記事「西武鉄道、全席指定列車『S-TRAIN』として運行する新型通勤車両『40000系』公開」)。

入線する「アイドリッシュセブン プレミアムトレイン」をファンが待ち受ける。ヘッドマークは付いていない
アイドリッシュセブン プレミアムトレイン。西武球場前駅駅にて撮影
アイドリッシュセブン プレミアムトレイン。池袋駅にて撮影
行先表示板には「臨時」のみを表示
アイドリッシュセブン プレミアムトレイン1号車先端部分
アイドリッシュセブン プレミアムトレイン1号車後方部にアイドルが貼られている
3号車の4号車。このようなアイドルが重なる接続部分もある
IDOLiSH7 七瀬陸(CV:小野賢章)
七瀬陸
七瀬陸 バナー
IDOLiSH7 和泉一織(CV:増田俊樹)
和泉一織
和泉一織 バナー
IDOLiSH7 二階堂大和(CV:白井悠介)
二階堂大和
二階堂大和 バナー
IDOLiSH7 和泉三月(CV:代永翼)
和泉三月
和泉三月 バナー
IDOLiSH7 六弥ナギ(CV:江口拓也)
六弥ナギ
六弥ナギ バナー
IDOLiSH7 四葉環(CV:KENN)
四葉環
四葉環 バナー
IDOLiSH7 逢坂壮五(CV:阿部敦)
逢坂壮五
逢坂壮五 バナー
TRIGGER 九条天(CV:斉藤壮馬)
九条天
九条天 バナー
TRIGGER 八乙女楽(CV:羽多野渉)
八乙女楽
八乙女楽 バナー
TRIGGER 十龍之介(CV:佐藤拓也)
十龍之介
十龍之介 バナー
Re:vale 百(CV:保志総一朗)
百 バナー
Re:vale 千(CV:立花慎之介)
千 バナー

 車内のオリジナル装飾としては、ドア付近に各キャラクターのステッカーが貼られていた。

ドア付近はステッカーで装飾されている
ドアの左右に配置された2頭身キャラのステッカー
ドア上部に貼られたステッカー

 この新型車両40000系は、シートがクロスとロングに切り替えが可能な車両になるのだが、当日はクロスの状態。列車は見た限りほとんど女性ファンで満席。車内サイネージではアイドリッシュセブンの映像が流れていた。

 池袋駅を出発してすぐに非売品の「アイドリッシュセブン プレミアムトレインパック オリジナルパスケース」の配布が始まり、走行中に2回ほど、アイドリッシュセブンの声優陣によるオリジナル車内放送が流れていた。

 13時11分に西武球場前駅到着後には、ツアー参加者のみホーム上で記念撮影ができる時間が設けられていて、好みのキャラクター前で撮影を楽しめた。13時40分ごろ、次の運行に向け、池袋駅に回送されていった。

 このラッピングされた車両は、7月下旬まで通常運行でも使用される。具体的な運行時刻は、「西武線アプリ」を使うとリアルタイムで走行状況が確認できるので、遭遇するのは難しくないはずだ。

出発直後の車内のようす。シートはクロスの状態
車内サイネージにはアイドリッシュセブンの映像が流れている
車内には7月22日まで開催中の「アイドリッシュセブン 西武鉄道デジタルフォトスポットへ行こう!」告知ポスター
「アイドリッシュセブン プレミアムトレインパック オリジナルパスケース」の配布が始まった
オリジナルパスケースは引換券と交換
オリジナルパスケースはツアー名が入ったウサ耳デザイン
さっそくオリジナルパスケース使用中
撮影してSNSへアップするファンも
トートバッグを推しメングッズで埋め尽くすのが主流
アイドル系の声援で定番の「ファンサ(ファンサービス)うちわ」も
ぬいぐるみは、うさぎパーカーバージョンが人気の模様
こんなところにチャッカリ活用して楽しむ人も
西武球場前駅到着後には記念撮影タイムがあった
ぬいぐるみを入れて記念撮影
なんと! ウエディングドレスのスタイルで参加するファンも
浴衣で記念撮影
記念撮影の時間後は、次の運行に向けて戻っていった