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東急ステイ博多に泊まってみた。ミニキッチンや洗濯乾燥機など長期滞在に便利な装備が充実
6月26日開業
2018年6月25日 19:27
- 2018年6月26日 開業
東急ステイサービスは6月26日に「東急ステイ博多」を開業する(関連記事「『東急ステイ博多』が6月26日に開業。全室に洗濯乾燥機と電子レンジを設置、長期滞在に対応」)。本稿ではメディア向けの内覧会で公開された各部屋の設備や特徴などについて写真を中心に紹介していく。
全部屋に洗濯乾燥機と電子レンジが標準設置されており、ビジネスマンの出張や訪日外国人のレジャー用途など、長期滞在にマッチしていることが東急ステイのウリだ。ここではユニバーサルタイプの部屋を除く、5種類の客室の様子をお伝えしていこう。
東急ステイ博多
所在地: 福岡市博多区博多駅南1-11-11
最寄り駅: 地下鉄 博多駅から徒歩7分、JR博多駅から徒歩8分
客室数: 216室
構造規模: 鉄骨造り、地上11階
TEL: 092-431-1091
Webサイト: 東急ステイ博多
その前に、エントランス部分やロビー、エレベータ付近などの共用部をおさらい。
全室共通設備の洗濯乾燥機と電子レンジ
レジデンシャルツイン(24m2、ミニキッチン付き)
レジデンシャルツインは、24m2と広めの客室で、ベッドサイズは各110×200cm(幅×長さ、以下同)。ミニキッチンが設置されており、利用者が調理できるなど使い勝手の面に配慮されている。壁紙などのカラーコンセプトは「Cozy Natural」ということで、「シンプルでくつろぎやすい」雰囲気を意識している。
レジデンシャルダブル(19m2、ミニキッチン付き)
レジデンシャルダブルは、最初に紹介したレジデンシャルツイン同様にミニキッチン付きの部屋となる。ベッドがダブルサイズとなり専有面積が19m2と、少々コンパクトになるが、2名利用でも問題なく利用できるだろう。テーマカラーはライトなトーンの「Cozy Natural」。
モデレートダブル(18m2)
モデレートダブルは、東急ステイ博多のなかでは一番コンパクトな部屋だが、専有面積が18m2と、余裕のある作りとなっている。ベッドも160×200cmと十分な寸法を確保。部屋のテーマカラーは「Urban Chic」と、ダークなトーンで落ち着ける雰囲気を演出している。
コンフォートダブル(18m2)
コンフォートダブルは、モデレートダブルと同じ広さを持つ部屋だが、テーマカラーを「Cozy Natural」と、明るく落ち着ける雰囲気に仕上げてある。また、カウンターテーブルがない分、スペースに余裕がある。レジャー用途にはこちらがよいだろう。
余裕のある広さと便利な設備でホテルを使い倒すユーザーにピッタリ
今回筆者は「レジデンシャルツイン」に試泊してきた。現在のホテルでは標準化しつつある枕元近くのUSB端子(2A)や、浴室のくもりどめ加工がされたミラーなど、かゆいところに手が届く仕様となっていた。
ビジネスマンが重視しそうなPC作業向けデスクなどのスペースはあえて設置しておらず、その分空間に余裕を持たせた客室となっている。そのため、作業スペースが必要な場合は壁際のテーブルを使えばよい。
どの部屋も、部屋に入りベッドスペースまで進む際、通路幅に余裕が感じられ、圧迫感は少ない客室デザインとなっている。
これまで、ビジネスマンの出張や研修などの需要が多いとのことだったが、近年の訪日外国人の利用の増加によって、長期のレジャー利用者からの評価が高いという。ミニキッチンを設置することによって、宿泊者が母国の料理を簡単に作れるというメリットが受けているとのこと。
福岡をアジアの玄関口として、九州各地へ旅行に訪れるインバウンド需要に対応する形となったが、さらに2019年2月には天神エリアでの開業も控えており、国内外の宿泊需要に応えていく。