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東急ステイ、金沢、飛騨高山、函館へ2019年冬~2020年夏に順次出店。観光都市の施設拡充

2018年8月10日 発表

2019年冬~2020年夏 順次出店

東急不動産は観光都市への出店を強化し、金沢市、高山市、函館市へ2019年冬から順次出店。写真は「(仮称)東急ステイ高山」の露天風呂付き温泉大浴場のイメージ

 東急不動産、東急ステイ、東急ステイサービスは8月10日、石川県金沢市、岐阜県高山市、北海道函館市へ2019年冬から2020年夏にかけて「東急ステイ」を順次出店する計画を発表した。

 観光都市での出店となる今回の3店舗は、洗濯機やミニキッチンの設置などで“ホテルにいながら自宅の快適さ”を感じられる客室という東急ステイ従来の強みを活かしつつ、大浴場などの付帯施設により観光都市の魅力をより引き立てるホテルとすることで、滞在価値のさらなる向上を追求する。

 石川県金沢市に計画する「(仮称)東急ステイ金沢」は、北陸エリア初出店。近江市場や香林坊といった繁華街に近い百万石通りの中間に位置し、金沢駅発着のバス停が目の前にあるアクセス性の高い場所に出店する。兼六園へも徒歩圏内。

 地上13階建てで、客室は167室を予定。平均面積21m2で、全室2名以上の定員数とする。2019年冬の開業を予定している。

「(仮称)東急ステイ金沢」計画概要

 岐阜県高山市に計画する「(仮称)東急ステイ高山」は東海エリア初出展。JR高山駅から徒歩2分の、古い街並みや高山陣屋がある観光エリア至近に立地する。また、東急ステイ初の露天風呂付き温泉大浴場や、飛騨高山の食を楽しめるレストランを設置する。

 地上9階建てで、客室は212室を予定。最上階からは北アルプスや白山連峰を見渡すこともできる。2020年春の開業を予定している。

「(仮称)東急ステイ高山」計画概要

 北海道函館市に計画する「(仮称)東急ステイ函館」は、函館朝市に隣接し、朝食提供でも連携を図る。レジャー需要を意識し、最上階に露天風呂付き温泉大浴場の設置を予定する。

 地上18階建てで、客室は175室を予定。一部の客室からは函館山も望めるほか、高層階からは函館湾を一望できる風光明媚なロケーションを訴求していく。2020年夏の開業を予定している。

「(仮称)東急ステイ函館」計画概要

 なお、東急ステイは現在、東京都都内に18店舗、京都市、札幌市、福岡市に各1店舗の計21店舗を展開しており、今後2年間で、京都市に2店舗、札幌市に1店舗、福岡市に1店舗、大阪市に1店舗、那覇市に1店舗の開業を計画。今回の3店舗と合わせ、計30店舗の展開となる。

発表済みの計画を含む東急ステイの店舗一覧