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関西電力、黒部ダムのトロリーバス運行終了に合わせ「トロバスラストイヤーキャンペーン」展開

4月15日~11月30日。ラッピングバスや記念イベントなど

2018年4月15日~11月30日 実施

黒部ダムのトロリーバスが、運行最終年となる2018年の営業運行を「トロバスラストイヤーキャンペーン」として展開

 関西電力は4月10日、黒部ダムの関電トンネルで運行しているトロリーバスが、2018年の営業運行をもって引退することに伴い、「トロバスラストイヤーキャンペーン」として、4月15日~11月30日に記念イベントなどを行なうことを発表した。

 1964年8月1日から運行してきたトロリーバスだが、2019年の営業運行から電気バスへ変更。今年が運行最終年となることから催すもの。黒部ダムのほか、長野県の扇沢駅、大町市街でもイベントを行なう。

 期間中は、“トロバスラストイヤー”のロゴマークなどを配したラッピングバスとするほか、季節ごとに異なる歴代トロリーバスの画像を用いた記念乗車券などの販売、ラストイヤー限定のオリジナルトロバスカードの配布、Instagramへの写真投稿でプレゼントを配布する「ラストランCOUNTDOWN」などを行なう。

 このほかにも、7月28日と9月29日に行なわれるトロリーバスと立山ロープウェイ大観峰駅のバックヤード見学や、5月からは映画「黒部の太陽」の上映50周年と連携したイベントも実施。運行最終日の11月30日には「さよならトロバス引退セレモニー」を黒部ダム駅、扇沢駅で行なう。

 イベントの詳細は黒部ダムオフィシャルサイトで順次紹介される。

関電トンネル
記念乗車券のイメージ
実施されるイベントの一覧