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石垣島ビーチリゾート「フサキリゾートヴィレッジ ビーチ&ガーデン」、6月に島最大級のプールリゾートをオープン
島西岸に位置し、島内随一のサンセットが見られるリゾートホテル
2018年1月18日 18:38
- 2018年1月18日 発表
石垣島のビーチリゾート「フサキリゾートヴィレッジ ビーチ&ガーデン」(以下、フサキリゾート)を運営するマイステイズ・ホテル・マネジメントは1月18日、同ホテルの拡張計画を同グループが運営する都内ホテルで発表した。
フサキリゾートは、石垣島西岸に位置するビーチリゾートホテル。1982年7月に開業し、島内随一のサンセットポイントとして知られるほか、天然のビーチを持ち、敷地内にはハイビスカスやヤシの木などの亜熱帯植物に囲まれたガーデンがあり、石垣島ならではの自然を感じられるホテルとして知られている。
フォートレス・インベストメント・グループ・ジャパンは、2012年にフサキリゾートを取得。同社の100%子会社でホテル運営を行なうマイステイズ・ホテル・マネジメントがフサキリゾートの運営を行なってきた。
石垣島は、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで三つ星に選ばれているほか、「トリップアドバイザーの口コミで選ぶ、人気上昇中の観光都市 2018」で世界1位を獲得するなど急速に観光地としての知名度が世界的に上昇しており、訪島観光者数が急増している。その旺盛な観光需要を背景に、フサキリゾートの大拡張計画が発表された。
全体計画では、敷地面積を現在の4万4000m2(総床面積1万1000m2)から8万6000m2(総床面積2万8000m2)へと約2倍に拡大。2020年に向けて、5ステップで拡張を行ない、これまでに要望の多かった大浴場を新たに設けるほか、多くのファミリー施設、通年施設を増強。宿泊エリアも大幅に拡大する。
その第1弾となるのが、石垣島最大級となるプールリゾートエリア「アクアガーデン」。このアクアガーデンは2018年6月初旬オープンを目指しており、ウォータースライダーなどを備え、水深600mm、300mm、150mmのプールを完備。浅いプールが用意されていることから分かるように、ファミリー層に配慮したものになっている。
このフサキリゾート拡張プラン発表会に、フォートレス・インベストメント・グループ・ジャパン マネージングディレクター 山本俊祐氏、マイステイズ・ホテル・マネジメント 代表取締役社長 麻野篤毅氏ら首脳陣が登壇。詳細計画については、マイステイズ・ホテル・マネジメント ビジネスマネジメント 九州・沖縄エリア担当 部長 山城伸之氏が詳細説明を行なった。
また、この発表会には沖縄県石垣市から石垣市観光交流協会 事務局長 髙倉大氏も登壇。石垣島の観光状況について語るとともに、現在実施されている南ぬ島 石垣空港の国際線拡張工事、国内線拡張予定について説明が行なわれた。
マイステイズ・ホテル・マネジメントの山城氏、石垣市観光交流協会の髙倉氏が語っていたのは、沖縄本島とは異なる石垣島ならではの魅力。石垣島と沖縄本島では文化・自然などが異なる面があり、独自の魅力が存在するという。また、フサキリゾートは西に面することから、夕日の風景がとくにキレイで、年に1、2度だが太陽が水平線に沈む際にグリーンフラッシュという緑に輝く現象が見られるとのこと。カメの産卵なども行なわれている。
フサキリゾートは、もともと地域でも抜群のリゾートホテルとして知られていたが、この大拡張によりさらなる魅力が増していくわけだ。なお、マイステイズ・ホテル・マネジメントは、2017年4月に「ホテル日航八重山」を「アートホテル石垣島」としてリブランドオープン。アートホテル石垣島の宿泊客がフサキリゾートの施設を使えるようなパスポート施策を開始している。ビーチが魅力のフサキリゾート、市街地の便利エリアにリッチするアートホテル石垣島の2つのホテルのそれぞれの魅力を訴求しつつ、石垣島観光の成長を支えていく。