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ソラシド エアが就航した石垣島の川平湾に行ってみた
(2015/3/31 17:32)
ソラシド エアが那覇空港からの便を就航させた石垣島。ソラシド エア就航取材のため「南ぬ島(ぱいぬしま) 石垣空港」に行き、その後若干の時間があったため、石垣島の観光スポットにちょっとだけ立ち寄ってみた。
石垣島の観光スポットとして真っ先に挙げられることが多いのが島の西側にある川平(かびら)湾。島の東側にある新石垣空港からクルマで1時間弱、約25kmと少し離れているものの、多くの人が思い浮かべる「南の島」を具現化したような場所だ。2009年にミシュランが発行した外国人向けガイドブック「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」にも三つ星で掲載されるなど、世界的に評価の高いスポットでもある。
空港から川平湾へのルートはいくつもあるけれど、脇目も振らずに目指すなら県道211号~87号~79号~207号と島中央部を走るのが手っ取り早い。時間があるなら国道390号を利用して、島の外周部をぐるっとまわりつつ景色を堪能するのもアリ。ただ、距離自体はそれほど離れていないものの、移動には割合時間がかかるので余裕を持った行動がオススメだ。
レンタカーなどクルマで移動するとなると困るのが駐車場だ。でも石垣島の観光スポットにはたいてい駐車場が併設されているので大丈夫。もちろん、川平湾にも用意されていてクルマからビーチまでは歩いてものの数分の距離。ただ、ちょっと高低差があるため高齢者にはキツイかも。といっても、歩道橋を渡れるぐらいの体力があれば大丈夫だ。
海岸に降りると真っ白い砂浜が広がっている。もっとも砂浜といっても、そのツブは多くがサンゴの残骸などからなる石灰質の小さなカケラ。これが白く見えるワケ。
海を眺めつつ砂浜をぶらぶらしているのも楽しいけれど、もっと川平湾を楽しみたいなら、グラスボートに乗るのがオススメ。グラスボードは船底を透明なアクリルにすることで海中を見られるようにした船で、船長によるガイドを受けつつサンゴ礁やそこに泳ぐ魚たちを気軽に眺められる。乗船受付は駐車場前にあるお店で行っており、約30分の遊覧で大人1030円。時間帯によっては満員なこともあるけれど、15分程度の間隔で運行している上、お店もいくつかあるのでそれほど待つことはないはず。今回乗船した船のガイド氏にオススメの時間帯を聞いてみたところ「時間帯だけでなく天気や汐によって海や魚たちの表情はいつも違う。その時その時の海を楽しんでほしい」とのこと。石垣島を訪れたなら、ぜひ足を運んでほしいスポットだ。