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JR東日本、八戸線の新型車両「キハE130系500番台」を12月2日に営業運転開始、一番列車の見送りを八戸駅で実施
11月9日に関係者向け試乗会で八戸駅~久慈駅を往復運行
2017年10月26日 19:58
- 2017年10月26日 発表
JR東日本(東日本旅客鉄道)は10月26日、7月に新造計画を発表した八戸線向け新型車両(キハE130系500番台)を、12月2日から営業運転することを発表するとともに、12月2日に行なわれる一番列車の見送りの概要や、関係者向け試乗会のスケジュールを公開した。
キハE130系500番台は八戸線で運行しているキハ40系更新を目的に導入されるディーゼル気動車で、2両編成を6編成、1両編成を6編成の計18両を新造。ステンレス製拡幅車体で、出入り口は片側3扉。定員は1両編成が115名、2両編成が262名となる。最高運行速度は100km/h。車内案内表示器や行き先表示器を装備するほか、冷暖房空調を完備することで八戸線の冷房化率100%を実現する。
営業運転開始日となる12月2日は、下り普通列車3本、上り普通列車2本の計5本を運行。12月3日以降は下り5本、上り6本の計11本を運行。12月2日と3日以降では運行する列車が異なるので注意を要する。
一番列車は12月2日の八戸駅10時07分発~久慈駅11時51分着の下り普通列車で、八戸駅在来線2番ホームでは9時55分~10時10分に一番列車出発の見送りを実施。八戸市マスコットキャラクターの「いかずきんズ」や地域の人々による見送り、八戸駅長による出発合図のほか、乗客には新型車両をデザインした記念品を進呈する。
また、11月9日に行なう沿線自治体を中心とした関係者向け試乗会のスケジュールも公開。八戸駅11時05分発~久慈駅12時48分着、久慈駅14時14分発~八戸駅15時55分着で運行する。