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JR東日本、LCCのタイガーエア台湾と連携し“航空券+鉄道”の特別料金パス、台湾からの訪日需要の拡大図る

東北、北陸を“三角飛び”で旅行可能

2017年8月21日 発表

JR東日本とタイガーエア台湾が連携して「航空+鉄道」の立体観光型商品を台湾で発売

 JR東日本(東日本旅客鉄道)とびゅうトラベルサービスは8月21日、訪日外国人旅行者向けに、LCCのタイガーエア台湾と連携した「航空券+鉄道パス」の周遊旅行商品を発表。台湾の創造旅行社を通じて、9月1日から先着600名に販売する。

 JR東日本とびゅうトラベルサービスが注力している航空会社と連携した立体観光型商品造成の一環として、LCCのタイガーエア台湾と連携して、台湾からの訪日客に向けて販売する。

 タイガーエア台湾のオープンジョー航空券で異なる入出国地とし、鉄道で地域を周遊してもらう狙い。函館/仙台から入国し、「JR東日本・南北海道レールパス」または「JR EAST PASS 東北」を利用して南北海道や東北エリアを周遊、羽田/成田から出国するプラン(入出国地は逆も可)と、羽田/成田から入国し、「北陸アーチパス」を利用して北陸エリアを周遊、関空から出国(入出国地は逆も可)するプランを販売する。

 料金例としては、10月2日に函館から入国し、10月7日に成田から出国する「JR東日本・南北海道レールパス」の利用時で1万7274NTドル(約6万3900円、1NTドル=約3.7円換算)。10月2日に成田から入国し、10月7日に関空から出国する「北陸アーチパス」の利用時で1万5072NTドル(約5万5800円)。いずれもタイガーエア台湾便の空席状況により価格は変動する。

南北海道・東北・東日本エリアでの内容
北陸エリアでの内容