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JAL、特別塗装機「ミニオンジェット」お披露目にミニオンたちがハチャメチャに乱入！
伊丹～宮崎線初便の見送りも
2017年7月28日 09:24
- 2017年7月27日 実施
JAL（日本航空）は7月27日、ユニバーサル・スタジオの映画に登場するキャラクター「ミニオン」のデカールで装飾された特別塗装機「JAL ミニオンジェット」の初便を就航し、それに先駆けて伊丹空港の格納庫で報道陣に披露した。機材はエンブラエル 190型機で、登録番号はJA248J。
これは、USJ（ユニバーサル・スタジオ・ジャパン）のアトラクション「ミニオン・ハチャメチャ・ライド」にJALが協賛していることから実現したもので、ミニオンジェットは伊丹発着路線を中心にJ-AIR（ジェイエア）が運航する。
ミニオンがハチャメチャに乱入したミニオンジェットのお披露目
そのお披露目は、伊丹空港にほど近い日本航空大阪整備格納庫で行なわれた。JAL 執行役員 西日本地区支配人の中野星子氏は「本日ようやく、皆さまにミニオンジェットをお目にかけることができた」と就航の喜びを表現して、就航を記念した2つのキャンペーンの開始について説明した。
1つは7月21日から8月31日まで実施する「夏休み！ ミニオンに会いに行こう！」キャンペーンで、USJ「ミニオン・パーク」に設置されたマイルタッチ機にJMB（JALマイレージバンク）カードをタッチすると、もれなく32マイルをプレゼントする（積算上限は1カ月160マイル）ほか、タッチした利用者のなかから抽選でオリジナルステンレスサーモボトルや3Dクリスタル製ミニオンジェットなどをプレゼントする。
2つめは「エンブラエル190の特別塗装機 JALミニオンジェット就航記念キャンペーン」と銘打ち、9月1日から11月30日の期間中に伊丹発着のE190型機（ミニオンジェットでなくても可）を対象運賃で2回搭乗すると、抽選で伊丹発着のE190型機就航路線の往復航空券やUSJスタジオ・パスなどが当たるというもの。応募期間は9月5日から12月4日まで。
続いて登壇したUSJ マーケティング本部 営業部 部長の村山卓氏は、2015年にJALがUSJオフィシャルエアラインになったこと、2017年4月21日にオープンした新アトラクションのミニオン・ハチャメチャ・ライドにJALが協賛していることから、本日の特別塗装機のお披露目に至った経緯を説明。
さらに、ミニオンがUSJの来場者数を押し上げていると述べて、このままいけば2016年に記録した過去最高の来場者数を上回る見込みであると明かした。ミニオン・ハチャメチャ・ライドは開始2カ月で体験者が100万人を突破しており、また現在、USJ来場者のすべてがなんらかのミニオングッズを購入しているという。
お披露目の終盤、中野氏と村山氏を囲んでフォトセッションの準備が始まったところで、ミニオンとUSJパフォーマーらが大騒ぎしながら会場へ乱入！ ガス噴射を繰り返しながら中野氏と村山氏をステージ端へ追いやると、JALとUSJの市松模様のパネルを剥がしにかかる。するとその下から「2017 7.27」の日付が入った就航記念パネルが姿を現わし、全員揃って記念撮影、というテーマパークらしさあふれる趣向が披露された。
ミニオンジェット初便の離陸をミニオンたちも見送った
その後、伊丹空港の16番ゲートではJ-AIR 代表取締役社長の大貫哲也氏が初便の搭乗客へ挨拶するとともに、ミニオンジェット就航の経緯を説明し、「大阪の暑い夏がもっと暑くなって盛り上がるよう、そんなひと夏を演出したい」とミニオンジェットへの期待を述べた。
搭乗客には初便の搭乗証明書と記念品が大貫氏らから手渡され、さらにランプでは大貫氏を含むJALスタッフ、USJスタッフにミニオンが加わって離陸を見送った。
宮崎行きのJL2437便は14時31分にスポットを離れ、14時40分に離陸。乗客は75名＋幼児2名。
