ニュース
コート姿のドラえもんを描いた特別塗装機、国内線向け「JAL ドラえもんJET」が羽田に到着
「映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険」とのタイアップ
2016年12月30日 16:06
- 2016年12月30日 就航
JAL(日本航空)は12月30日、国内線向けの特別塗装機「JAL ドラえもんJET」の運航を開始する。それに先立つ同日午後、整備作業を終えた同機が羽田空港に到着した。
JALでは9月に国際線向けの「JAL ドラえもんJET」を就航し、中国路線を中心に運航している。これに続くドラえもんの特別塗装機として、11月21日に発表していたのが今回の国内線用特別塗装機の運航で、2017年3月に公開される「映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険」とタイアップしたもの。
12月30日のJL331便(羽田18時50分発~福岡20時50分着)で就航し、12月下旬から5月下旬まで約半年間運航する予定だ。
特別塗装機となったのは、ボーイング 767-300ER型機、登録記号「JA622J」の機体。ファーストクラスを5席、クラスJを42席、普通席を205席の計252席という座席配列となっている。シンガポールでデカール貼りを含む5日間の整備を終え、JL8156便として30日5時40分(日本時間)に出発。30日12時28分に羽田空港のA滑走路(34L)に着陸。その後、12時33分にJAL格納庫前の214番スポットに一時駐機し、JALメインテナンスセンター2の格納庫に入った。
国際線向けのJAL ドラえもんJETとは異なるデザインで、機体後方に「映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険」のロゴとともに、同映画でのコスチュームとなるフードと袖口にファーの付いたコートを着用したドラえもんが大きく描かれる。また、国際線向け特別塗装機と同様に、後方ドアはどこでもドアのデザインとなっている。
このドラえもんとどこでもドアは左右両側に描かれているが、実は搭乗口(ポートサイド側)の前方ドアの脇にも小さくドラえもんが描かれており、搭乗客を出迎えてくれる。
また、この就航と前後して、12月1日~2017年1月31日の期間で国内線搭乗キャンペーンも実施している。期間中にJALグループの国内線に対象運賃で2回搭乗し、搭乗券や搭乗案内のレシートを用いて応募することで、抽選でプレゼントを提供するもの。「JAL ドラえもんJET」モデルプレーン(100名)やJALオリジナル ドラえもんグッズ(500名)、「映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険」JAL限定試写 招待券(ペア、400組800名)、JAL ドラえもん スペシャル整備工場(羽田)見学ご招待(ペア、80組160名)の賞品を用意している。
加えて、「JAL工場見学~SKY MUSEUM~」の展示エリアでも、「映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険」とタイアップした展示を5月末まで実施。シート展示コーナーに設けられたドラえもんを撮影し、ハッシュタグを付けて投稿した人から抽選でモデルプレーンが当たるキャンペーンを実施するほか、展示コーナーの5カ所にドラえもんが隠れているお楽しみ企画も用意している。