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シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル、日替わりで楽しむ「シェラトンクリスマスブッフェ」スタート

クリスマスの“食べたい!”をシェラトンの「グランカフェ」で叶えよう!

2016年12月1日~12月25日 実施

 東京ディズニーリゾートのオフィシャルホテル「シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル」のオールデイ・ダイニング「グランカフェ」では、12月1日から25日まで、日替わりでクリスマス向けのスペシャルメニューを提供する「シェラトンクリスマスブッフェ」を開催する。自慢のローストビーフはもちろん、豊富なメニューでレストランを訪れるゲストをおもてなしする。11月29日に報道向けの試食会が開かれたのでレポートする。

1年の締めくくりは豪華メニューに舌鼓

 シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルは東京ディズニーリゾートのパークを訪れる宿泊客や東京観光のために宿泊するゲストでにぎわっており、クリスマスシーズンも多くの笑顔がホテル内にあふれていた。現在、館内はクリスマスのデコレーションで温かみのある雰囲気に。2階のロビーでは、夢を乗せて走る「シェラトン ワンダーランド トレイン」やお菓子の家をイメージした「クリスマスビレッジ」が宿泊者を出迎える。

 なお、12月4日には10mのロングクリスマスケーキのカッティングイベントや、地元の子供たちによる歌のプレゼントなどイベントも開催する。

「シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル」。ディズニーリゾートラインの「ベイサイド・ステーション」から徒歩1分
2Fのロビーの「クリスマスビレッジ」では、ファミリー層をはじめ多くの宿泊者が記念写真を撮っていた
雪化粧した町や山を走る「シェラトン ワンダーランド トレイン」。中央にはツリーが飾られクリスマス気分を盛り上げている
バス乗り場や館内のさまざまな場所に特大リース、ツリーにプレゼントの箱などがデコレーション

 また、1階の「グランカフェ」の前には高さ約8mのツリーが飾られ、記念撮影スポットとして人気を集めている。12月1日より「シェラトンクリスマスブッフェ」を開催する「グランカフェ」は、朝・昼・夜・夜食といつ訪れても大満足のメニューが味わえるダイニング。コンセプトを“ファミリーで集う場所”とし、家族で食卓を囲み楽しい気持ちで料理が味わえることを大切にしている。また、ビュッフェスタイルを採用し、自分で作ることのできるDIYメニューも多数取り入れ、楽しい食の“体験”もすることができる。

 エントランスを抜けると全面窓の開放的な空間が広がり、庭園などを眺めながらゆったりと食事を味わうことができる。舞浜エリア最大級の座席数ではあるものの、常に人気を集めるダイニングのため、利用の際はあらかじめ予約しておくことをお勧めする。

「グランカフェ」前には高さ約8mのクリスマスツリーが飾られている
エントランスもかわいくデコレーションされていた
ダイニングエリアはガーデンに面しており開放的な空間が広がっている
スペシャルメニューをはじめ料理を手掛けるChef X(シェフエックス)

「シェラトンクリスマスブッフェ」は「ランチブッフェ」と「ディナーブッフェ」の2種類を用意。「ランチブッフェ」は11時30分~14時30分(土日祝は15時まで)。料金は大人3600円(土日祝は4200円)、9~12歳2300円、4~8歳1600円となっている。「ディナーブッフェ」は17時から21時。12月23日~25日のみ22時まで営業。料金は、大人5400円(土日祝は6000円)、9~12歳3500円、4~8歳2300円だ。

 なお、12月21日は「サンクスデー!」として「ランチブッフェ」の大人料金が1000円引きの2600円。12月16日も同じく「サンクスデー!」で、「ディナーブッフェ」が大人料金が2000円ほどお得な3400円になる。

「グランカフェ」のメニューを手掛けるのは2015年に料理長として就任したChef X(シェフエックス)。タイ、エジプト、オーストラリアの高級ホテルで腕をふるい、数々のコンクールで賞を受賞してきた凄腕料理人だ。タイ出身ということもあり、特にタイ料理は絶品。ビュッフェで見かけたなら、クリスマスメニューとともに必ず味わっておくことをお勧めする。

 シェフに「シェラトンクリスマスブッフェ」のこだわりを聞いたところ、一番意識したことは「クリスマスをイメージしたカラーを使うこと、そしてセレブレーション」とのことだ。年に1度の日を家族や大切な人と一緒に過ごすときに、ワクワクしたり、笑顔になれたりするメニューを目指したという。また、クリスマスだけではなく、ニューイヤーのお祝い的な意味も含まれているそう。特にお勧めのメニューは以下6つだ。

グラバラックストリオサーモン

 脂のたっぷりのったサーモンを、ディル&レモン、醤油&バルサミコ酢、ココナッツ&レモングラスの3スタイルで提供。それぞれヨーロッパのクラシックスタイル、日本、出身のタイをイメージ。同じサーモンだが、3種類の個性が美味しい共演をしている。なお、ディル&レモンはさっぱり味で何枚でも味わえる納得の美味しさ。ライムやレモンを追加したり、カナッペにしてもいい。

ディル&レモン。付け合わせとお好みで追加するのもいい。ほかのサーモンも同様に自分好みのアレンジで楽しめる

 醤油&バルサミコ酢はマルドンと呼ばれる四角い結晶のお塩を付けて味わうスタイル。お塩の独特の食感も楽しみながら、和風なサーモンをじっくり味わえる。

醤油&バルサミコ酢。イギリスの塩・マルドンを食べる直前に付ける

 ココナッツ&レモングラスはChef Xのオリジナル。ココナッツが南国感あふれる味わいに仕上げており、香りとともにサーモンの旨味が広がる。

Chef Xオリジナルのココナッツ&レモングラスは、いつものサーモンマリネが一気にトロピカルな味わいに変化

ビーツカプレーゼ

 柔らかビーツとブルーチーズの美味しい出会いを感じられる一品。野菜の入荷次第ではイエローのビーツも使用するため、グリーンと合わさりクリスマスカラーをさらに感じられる。パーティーシーズン向けにワインやお酒類にも合う深い味わいが特徴。キャラメルコーティングしたくるみもアクセントになり、酸っぱさや甘さ、塩気などさまざまな味を一度に楽しめる。

彩り鮮やかなビーツと野菜でクリスマスカラーを表現

牛ホホの煮込み パンプキンピューレとキャラメル珈琲ソース

 キャラメルコーヒーソースでまろやかな味わいに仕上がった牛ホホ肉の柔らかさにうっとり。とろっとした食感とともに柔らかさの中に噛みごたえもある一品で、バルサミコソースを仕上げにかけ、カリカリ食感の揚げたビーツでデコレーション。パンプキンピューレのほのかな甘みも合わさり、至福の美味しさ。

一口入れるとお肉がほろりと溶け出す感覚がクセになる

チョリソーを詰めたローストポーク グレービーソース

 ポークのなかにチョリソーを詰めたスパイシーな味わいが魅力。肉厚ながら、スッとナイフを入れると切れるほどの柔らかさで、噛むたびにじゅわっと旨味が広がる。カット面には目で見て楽しい工夫も。

 なお、付け合わせはキャロットとインゲン、そして“インカのめざめ”を使用。“インカのめざめ”は驚くほどの甘みと濃厚さ。ローストポークの風味をじゃがいもの甘さでより引き立たせる。

 なお、クリスマス期間の24、25日限定で「スタッフドローストターキー ギブレットソース」も登場。柔らかで肉厚ジューシーなターキーに、赤ワインとターキーのレバーを使った濃厚ソースがベストマッチ。パーティーシーズンにふさわしい、豪華な一皿となっている。

彩りも鮮やか、ピリッと大人味の「チョリソーを詰めたローストポーク グレービーソース」
2日間限定で提供予定の「スタッフドローストターキー ギブレットソース」

タコスパーティー

 友人やファミリーでワイワイしながら食事を楽しむための、DIYスタイルのメニューも登場。刺激的な辛さのトマトサルサにチリコンカン、コーンサルサやガッカモーレなどをトルティーヤにサンド。自分好みでアレンジできるのがうれしい。パーティーを意識したクリスマスシーズンの提供は今年が初めてとのこと。

作る過程も楽しい。アレンジを加えて自分好みにすればさらに美味しさアップ

国際色豊かなレギュラーメニューと自慢のローストビーフで幸せなランチを

 なお、クリスマスシーズンに食べたいボリュームたっぷりのレギュラーメニューもダイニングには盛りだくさん。まずは、ダイニング内の石窯で1枚1枚丁寧に焼き上げるピザ。外側はカリッカリ、そして中はふんわり&もっちり食感の生地にチーズがトロ~リ、具材と絶妙に絡まりもう1枚確実に食べたくなる。

焼きたてアツアツの石釜ピッツァを好きなだけ味わえる。奥には石釜も見えた

 そして、ビュッフェの定番のカレーもChef Xならではのこだわりが満載。「グランカフェ」では、タイ、インド、日本と3国のカレーが楽しめるのだ。日替わりで2種類提供となっており、この日は「チキンイエローカレー」と「グランカフェ ビーフカレー」。ジャスミン米と白米と選べるのもポイントが高い。また千葉の食材を使用する“千産千消”活動を推進しており千葉県産の米を使用していた。

タイの本場の味がビュッフェで! 独特のスパイシーさがクセになる

 そして、絶対に忘れてはいけないのが「ローストビーフ 赤ワインソース」だ。自家製のハーブを使い、じっくりと柔らかく仕上げたローストビーフは絶品。一口目からじゅわっと出る肉の旨味のとりこに。シェフが食べる直前に丁寧に切り分けてくれ、その美味しさに行列ができるほど。なお、使用されているハーブはホテル内の庭園に畑があるので、食べたあとは散策がてら見に行ってみよう。

ホテル自慢のローストビーフに舌鼓。旨味が引き立つソースも◎
シェフが目の前で切り分けてくれる
ハーブ畑が庭園内にある。“シェフの庭”と書かれており、ほっこり気分に

 なお、この時期ならではのブレッド類にも注目したいところ。「シュトーレン」はクリスマスの伝統的なメニュー。ぎっしりのドライフルーツやナッツが味わい深く、ブレッドとしてもスイーツとしても楽しめる。また、パスタや中華、ちらし寿司をはじめ和洋中が揃っており“今食べたい!”が必ず見つかるのもうれしいポイントだ。サラダもたっぷり用意されているので、好きなだけ味わおう。

パスタ類も種類が多くカウンターにずらり。「キャベツとベーコンのペペロンチーノ」などが並んでいた。12月のビュッフェでは若干ラインアップが変わる
ごはん党にはうれしい混ぜご飯系も
アジア系メニューエリアには「シンガポールヌードル:ハムのビーフンや焼きそば カレー風味」
充実のサラダマルシェもありがたい

 なお、注目したい部分にキッズビュッフェカウンターがある。カウンターがキッズサイズで、子供が自分で食べたいメニューを率先して選べるシステムとなっているのだ。スイーツの隣に、マカロニサラダやコロッケがあるなど、並びも子供を意識したものになっている。

 楽しんで食べることが体現されているエリアともいえる。同時に、わた飴作りなど、大人も一緒に夢中になれるメニューも盛りだくさん。家族で訪れた際はぜひ親子でトライして見てほしい。もちろん大人だけでも楽しめるので、懐かしい気分に浸りながら、友人たちとワイワイしながらわた飴などをほおばってみるのもお勧めだ。

選びやすい高さとカラフルな色使いが印象的なキッズビュッフェカウンター
マスコットキャラクター「ペントン」のチョコも発見!
洋菓子から和菓子まで幅広いラインアップ。クリスマスシーズンに合わせ、12月からの洋菓子はブッシュドノエルなどに。和菓子は三色団子や草団子になる
わた飴マシーンは大人も子供も夢中になっていた。レモン、メロン、イチゴ、ザラメの4つの味
人気の「ハニートースト」。取材時はブルーベリー風味。ホイップクリームはお好みで

 なお、美味しいご飯とともにお酒やドリンクもたしなみたいときには別料金(3000円、ビュッフェ利用の際は2500円)で利用ができる。お勧めのカクテルの作り方レシピがあり、ついつい長居してしまいそう。お茶は「TWG」が使われており、豊かな風味でゆったりくつろぐことも。烏龍茶に緑茶、ジャスミンティー、紅茶など12種を用意。デザートともに味わいたい。

お酒も豊富に揃う(別料金)
TWGの高級茶で午後のひとときを優雅に過ごせる

 時間を気にせずゆったりと好きなメニューを好きなだけ味わえる「グランカフェ」。1年の締めくくりを家族や仲間、大事な人と一緒に過ごすにはぴったり。パークへもすぐに足を運べる距離のため、ちょっと一休みをしたり、豊富なメニューを贅沢に味わうには最適だ。東京駅からJRを利用すれば17分ほどで舞浜駅に到着するため、ホテルのみの利用もお勧めしたい。

 この冬は、世界の“美味しい”とクリスマスの“食べたい”を一度に味わいに「シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル」の「グランカフェ」に足を運んでみてはいかがだろう。