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JAL、ピンクリボン運動賛同の「ピンクスカーフフライト2016」運航

乗客にピンクのマカロンや乳がん啓発カードを配布

2016年10月1日 実施

ピンクのスカーフを首に巻いたスタッフ

 JAL(日本航空)は10月1日、乳がんの正しい知識と早期発見の大切さを伝える「ピンクリボン運動」の啓発月間キャンペーンの一環として、羽田発~福岡行きのJL315便を「ピンクスカーフフライト2016」として運航した。通常、JALの一般のCA(客室乗務員)は赤と紺のスカーフを首に巻くが、同フライトではピンクのスカーフを着用する。

 CAや空港スタッフなど、多くの女性が活躍しているJALグループでは2004年よりピンクリボンキャンペーンに賛同しており、啓発月間の10月にピンクスカーフフライトを実施(2008年を除く)。今年で11回目の運航となる。今回のイベントは、同社と化粧品販売会社のエスティ ローダーグループ(ELGC)、高級ショコラで有名なジャン=ポール・エヴァンの3社で行なわれた。

セレモニーの冒頭で挨拶する、日本航空株式会社 執行役員 東京空港支店長 屋敷和子氏

 出発セレモニーでは、同社の執行役員 東京空港支店長である屋敷和子氏が「10月からの啓発月間において『皆で力を合わせ、乳がんに打ち克ちましょう』というスローガンのもと、女性が多く活躍する3社のコラボレーションで、乳がんに対する知識の大切さを皆さまにお伝えしていきたいと考えております。皆さまの笑顔がこれからもずっと続きますよう、そういう思いで活動いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします」と挨拶した。

 搭乗口では3社のスタッフにより、エスティ ローダーグループの提供による乳がんの自己検診方法が記載された知識啓発カード、ジャン=ポール・エヴァンの提供によるピンクのマカロンが乗客に配布された。そのほか、9~10月の機内で販売されるピンクの「エメ レディースウオッチ チェンジベルト」(7000円)の売上の一部を、乳がん患者団体「Breast Cancer Network Japan - あけぼの会」に寄付するとのことだ。

 乗客268名、乗務員11名を乗せたJL315便「ピンクスカーフフライト2016」は、定刻から1分遅れの11時21分に福岡に向けて出発した。

参加した女性スタッフで記念撮影
搭乗口の横に設置されたキャンペーンの看板
配布物を展示したテーブルも設置されていた
売上の一部が寄付されるエメ レディースウオッチ チェンジベルト
乗客に配布されたピンクのマカロンと知識啓発カード
3社のスタッフにより、用意されたピンクのマカロンと知識啓発カードが乗客に配られた
出発を待つ、羽田発、福岡行きのJL315便