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JAL、ロンドン~羽田のファーストクラス/ビジネスクラス機内食に9月1日から新メニュー

洞爺湖サミットで和食の責任者を務めた林大介シェフが監修

2016年8月18日 発表

林大介シェフとのコラボレーションメニューとして提供される「ファーストクラス」の秋メニュー

 JAL(日本航空)は9月1日より、ロンドン発羽田行きのファーストクラス、ビジネスクラスの和食に、「日本料理アカデミーU.K.」の林大介シェフとのコラボレーションメニューを提供することを、8月18日発表した。

 JALは欧米線、オーストラリア線、東南アジア線の国際線ファーストクラスとビジネスクラスで、「空の上のレストラン」というコンセプトのもと、有名シェフが監修した機内食「スカイオーベルジュ BEDD(ベッド)」を提供している。1年に4回、季節ごとにメニューを変え、日本発、日本着、ファーストクラス、ビジネスクラスごと、それぞれのメニューを提供している。この監修陣に林大介シェフが新たに加わることになった。

林大介シェフ

 林大介シェフは、京都の料亭「菊乃井」3代目村田吉弘オーナーシェフに18歳で弟子入りし、2004年には菊乃井 赤坂店の副料理長に。2008年のG8首脳会議では、日本料理の調理責任者を務めた経歴をもつ。現在は日本料理アカデミーU.K.副理事長、2015年11月にオープンしたロンドンの和食店「TOKIMEITĒ」の総料理長でもある。海外の和食レストランでの経験が豊富な林大介シェフによる、現地の新鮮な食材を使ったメニューを楽しめるという。

 今回発表された秋メニューは9月~11月の期間、ロンドン発羽田行き便のファーストクラスとビジネスクラスそれぞれで提供される2種類。ファーストクラスのメニューは、小鉢五彩、お椀、向付、預け鉢、台の物、飯物、留め椀、甘味で構成したコースメニュー。英国の新鮮な野菜や魚をはじめとした現地の食材をふんだんに使用。出汁に徹底的にこだわり、伝統的な鰹や昆布の出汁に、トマトや鶏の出汁を合わせた旨味豊かな和食に仕上がっている。

林大介シェフとのコラボレーションメニューとして提供される「ビジネスクラス」の秋メニュー

 ビジネスクラスのメニューは、先付、彩御膳、台の物、甘味で構成したコースメニュー。彩御膳は、ファーストクラス同様、英国の新鮮な食材をふんだんに使用し、旨味に満ちたものになっている。