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AIR DO、特別塗装機「ベア・ドゥ北海道JET」の機内を羽田空港で公開
機内サービス体験や歴代制服コレクションも
2016年7月28日 22:40
- 2016年7月28日 実施
AIR DOは7月28日、翌29日からの運航を控える特別塗装機「ベア・ドゥ北海道JET」を羽田空港で報道関係者に公開した。同機はAIR DO設立20周年を記念した特別塗装機で“北海道の四季”が機体全体に描かれ「北海道の翼」AIR DOを強く印象付けるデザインが特徴だ。
また、同社のCA(客室乗務員)の歴代制服も披露されたほか、機内では2015年10月より内容を拡充した機内サービス「Do Sky Marché(ドゥ・スカイマルシェ)」の体験会が行なわれた。
特別塗装機「ベア・ドゥ北海道JET」
「ベア・ドゥ北海道JET」は、機体前部に描かれたAIR DOのロゴの上部に配された「北海道の翼」が誇らしげだ。また、春をイメージする桜の花が描かれている。
前方から主翼にかけて描かれているのが春から夏へと移り変わる「美瑛の丘、富良野」で、たたずんでいるヒツジもかわいい。主翼付近にはサイロや牧草ロール。こちらは夏の帯広をイメージしているとのこと。またエゾフクロウは知床の夏から秋の境目あたりのイメージだ。
主翼から後部にかけては、秋から冬の北海道が描かれている。秋の美瑛・パッチワークの丘、キタキツネの上には紅葉が描かれ、それに続く白い教会は函館のハリストス正教会。そして札幌時計台は、後端の雪山とともに冬をイメージしている。垂直尾翼にはAIR DOマスコットキャラクター「ベア・ドゥ」が描かれている。
AIR DO初、客室乗務員の歴代制服お披露目
機内に搭乗する前に歴代制服姿のCAが勢揃いした。3世代の制服が一堂に揃うのはAIR DO初という。
機内では代表取締役副社長の草野晋氏がマイクを取り、「これまで就航に向け精一杯準備をしてきた我々にとって、この日を迎えられたことは大きな喜びです。弊社は今年(2016年)、北海道の翼にふさわしいオンリーワンのエアラインを目指すというビジョンを掲げました。この特別塗装機はその強い気持ちの表れでございます。北海道の空飛ぶ広告塔として役割を果たすことを期待しております。また会社設立20周年という記念すべき年に、このような就航をできたことも大きな喜びです。これからもどうぞよろしくお願い申し上げます」と挨拶した。
“空の市場”「Do Sky Marché(ドゥ・スカイマルシェ)」
2015年10月より内容を拡充した機内サービス「Do Sky Marché(ドゥ・スカイマルシェ)」は、CA自らが提案した北海道にこだわった商品や新サービスを提供。今回はその一部を体験した。なお、この空の市場「Do Sky Marché」は毎月商品が更新されるそうだ。
8月の1カ月間は、期間限定で2015年10月より機内で販売され好評だった「AIR DOオリジナルスープカレー」も用意される。
なお、新千歳(札幌)~羽田線の月~木曜、夕方以降の出発便に限り、機内サービス「HAPPY HOUR」として、北海道限定ビール「サッポロクラシック 350ml」+おつまみ「別海町郊楽苑のショートチーズ」を特別価格200円で提供している。対象路線は下記のとおり。1人1セットまで。
新千歳発便:ADO28便、ADO32便、ADO36便、ADO38便
羽田発便:ADO29便、ADO31便、ADO35便、ADO37便、ADO39便
機内では設立20周年を記念して、今までのさまざまなグッズや時刻表なども展示していた。AIR DOの機内販売には期間限定商品も多く、機内で見つけたときが買い時だ。