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AIR DO、北海道の四季をコンセプトにした特別塗装機「ベア・ドゥ北海道JET」
7月29日から羽田と北海道間の路線で運航
2016年5月30日 20:32
- 2016年7月29日 就航
AIR DOは5月30日、この夏から導入する特別塗装機「ベア・ドゥ北海道JET」の発表を同社本社で行なった。初めてボーイング 767-300型機に特別塗装を施したもので、北海道の四季をコンセプトに機体側面には北海道の四季を描き、尾翼にベア・ドゥを配置したもの。就航は7月29日で、現在ボーイング 767-300型機を運航している羽田と北海道間を結ぶいずれかの路線で運航する。
特別塗装機のデザインは「北海道の四季」をコンセプトとし、北海道の四季を直感できるデザインとした。機体側面に前方から北海道内各地の四季を描いた。
春は桜から始まり、春から夏に美瑛の丘、富良野のラベンダー、帯広の夏をイメージしてサイロと牧草ロール、夏から秋はフクロウと美瑛のパッチワークの路をイメージ。北海道で見られるキタキツネと続き、冬の雪のマークが付いて、函館ハリストス正教会、札幌市時計台が並び、最後は冬の雪山。雪山については特定の山を想定したものではないという。
この特別塗装機の導入は、2016年11月14日に設立20周年を迎えるAIRDOが掲げている「北海道にこだわったサービス」の一貫。特別塗装となるボーイング 767-300型機の機体番号はJA602Aの予定で、就航までと就航時には何らかのイベントを計画するほか、就航に合わせたオリジナルのサービス内容も検討中とのことで、詳細は今後発表されるという。
特別塗装の発表を行なった代表取締役副社長の草野晋氏によれば、特別塗装の期間は「この飛行機がもつまで」とのことで、8年ほどはこのデザインで飛行するという。複数のデザイン会社に発注した複数の案のなかから、2015年8月に同社社員の投票でこの案に決めた。デザインした会社は明らかにしなかったが、北海道内の会社であるという。