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日本気象協会、2016年夏休みはお盆以降の残暑あり
九州南部・北陸・関東甲信・東北は梅雨明け遅め
2016年7月12日 19:25
- 2016年7月12日 発表
日本気象協会は7月12日、2016年夏休み期間の天候に関する情報を発表した。沖縄から関東甲信にかけては残暑が厳しく秋の訪れが遅いと予想、梅雨明けについては九州南部、北陸、関東甲信、東北では遅めになるという。
エリア別では、北海道・東北の北日本エリアでは、8月上旬にかけて曇りや雨の日が多く、気温は平年並み。東北地方の梅雨明けは平年よりも遅く8月になる可能性もあるとしている。8月中旬以降に天気が数日周期で変わるが次第に晴れる日が続くとしている。
関東甲信・北陸~九州を含む東・西日本では、西日本中心に晴れて、猛暑日や熱帯夜となる日が多くなる。東日本は8月上旬まで曇りの日が多いが、そのあとは西日本と同様に晴れて暑い日が続き、関東はお盆のころから暑さが厳しくなる。梅雨明けは九州から東海は平年並みだが、関東や北陸はやや遅くなるとした。
また、首都圏の水がめである関東北部の降水量は平年並みのため、渇水状態が続く恐れがあるとしている。
奄美・沖縄地方については7月下旬は曇りや雨の日が多く、そのあとは次第に晴れる日が多くなる。気温は平年より高く、8月中旬以降も残暑が厳しいと見込んでいる。