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FDA、小牧空港の地元小学生に11号機のコックピットで操縦桿を握れる見学会
6月16日より定期便へ導入
2016年6月16日 13:52
- 2016年6月15日 実施
FDA(フジドリームエアラインズ)は6月15日、6月16日より新たに導入する11号機「エンブラエル 175」型機の見学会を開催。小牧(名古屋)空港近郊にある愛知県豊山町豊山小学校の6年生が社会科見学の一環として参加し、コックピットでは操縦桿の扱い方や計器類の見方など、説明に聞き入る小学生の姿があった。
当日は、小牧空港の格納庫内に駐機していてた11号機を、参加した小学生がいくつかの班に分かれて機体を見学した。パイロットが座る操縦席を見てみると、順番に生徒一人一人がスタッフによる説明を受けて、実際に操縦桿を動かしていた。その他にも、機体の周辺ではタイヤの寿命や交換方法についての説明、ジェットエンジンの仕組みなどについての説明がされており、それぞれ担当スタッフの話を聞きながらメモを取るなど熱心に聞き入っている小学生の姿があった。
また、格納庫にある会議室では機体を製造しているエンブラエルについての話から、ブラジルの本社工場から日本まで機体を輸送するフェリーフライトの様子などが紹介され、参加した小学生からは「どれくらい機体を増やすんですか?」などと担当者に質問していた。
松本市の観光大使の役割を引き継ぐ11号機
同日午前中に開催された11号機お披露目会に出席したフジドリームエアラインズ社長の須川恒次氏は「私どもが11号機まで導入できたのも、自治体、経済界、地元の皆さまのご支援のおかげ。我々は2009年7月に富士山静岡空港に2機で就航し、現在は10機の体制で定期便16路線、チャーター便を入れますと1日に多いときで72便、日本全国に定期便、チャーター便を飛ばしています」と、これまでの歴史を振り返った。
今回導入する11号機について、須川社長は「今回の11号機は色が4号機と同じグリーンとなります。4号機は長野県松本市の観光大使の役割を担っており、このたび新造機の11号機に観光大使の役割を引き継いでもらうと考えています。4号機については定期便はもとより、比較的距離のあるチャーター便で活躍してもらう計画であります」と話した。
今後のフライトスケジュール
今後、11号機は6月16日の「小牧(名古屋)~花巻」線(FDA351便/352便)から定期路線へ投入される。
名古屋発着路線
6月16日
小牧(名古屋)~花巻線:FDA351便/352便
小牧(名古屋)~福岡線:FDA305便/310便
小牧(名古屋)~熊本線:FDA327便/328便
静岡発着路線
6月22日
福岡→静岡線:FDA148便
6月23日
静岡~福岡線:FDA143便/144便/149便/150便
静岡~鹿児島線:FDA133便/134便
松本発着路線
6月16日
松本~福岡線:FDA204便/205便