FDA、「グリーン」の11号機、エンブラエル 175型機が小牧空港に到着

　FDA（フジドリームエアラインズ）の11号機となる「エンブラエル 175（ERJ 175）」型機が6月13日、小牧（名古屋）空港に16時4分ごろ到着した。6月16日の「小牧（名古屋）～花巻」線（FDA351便/352便）から定期路線へ投入される。

　同社の11号機は、航空機製造メーカーのエンブラエル本社エ場があるブラジル（サンホセ・ドス・カンポス）から5日間のフェリーフライト（輸送飛行）を経て小牧空港に到着。到着後、地上ではFDAのスタッフからフライトを担当したパイロットたちに花束が贈呈された。

　今回導入される11号機の機体カラーには、既存の4号機と同じ“グリーン”が採用された。今後4号機は、主にチャーター（臨時貸切便）やバックアップとして運用していく予定で、4号機「エンブラエル 170」型機の客席数76席に対して、11号機「エンブラエル 175」型機では客席数84席と余裕をもたせた。

　また、4号機はネーミングライツの一環として松本市観光大使（長野県）に任命されており、グリーンの機体後部には松本市のマスコット・ キャラクター“アルプちゃん”がマーキングされているが、2016年度中に松本市観光大使の役目を同色の11号機に引き継ぐ計画だ。

今後のフライトスケジュール

松本発着路線

6月16日
松本～福岡線：FDA204便/205便

16時ごろ名古屋上空に姿を見せた11号機

4号機と同じカラーを採用した

到着後、地上ではFDAスタッフからフライトを担当したパイロットたちに花束が贈呈された

11号機の機体は“ゴールド”の9号機、“シルバー"の10号機と同様に燃費改善パッケージ「Fuel Burn Improvement（Package2）」仕様のエンブラエル 175型機