旅レポ
フーシャ色でテンションUP♪ ピーチに乗ってみた
初就航の関空~上海線
2016年11月9日 00:00
11月1日に大阪(関空)~上海(浦東)線、翌2日に東京(羽田)~上海(浦東)線をそれぞれ新規就航し、国際線を12路線へと広げたピーチ(Peach Aviation)。今回私は関空~浦東、浦東~関空のそれぞれ初便に乗る機会をいただいたので、その搭乗レポートをお伝えしようと思います。
ピーチカラーの“フーシャ色”は乙女の旅心を刺激する!?
実は私、今回の搭乗が初ピーチ。機体のピンクカラーはもちろん、CA(客室乗務員)さんの制服や初便の記念品、シートポケットに入っている冊子類の縁取りなど、ピンク系で統一された空間は座っているだけでなんだかウキウキ♪
特に目がいってしまったのは女性のCAさんの制服です。首元すっきりのノーカラージャケットに施された白のパイピングが効いていて、とっても素敵。腰に巻いているスカーフベルトがオシャレでした。
このちょっと濃い目のピンクは、ピーチのコーポレート・カラーで、「フーシャ色」と呼ばれている色。フクシアという花の色に由来するのだそうです。英語での表記はfuchsia。関空にあったピーチの直営ショップの名前「Fuchsia by Peach」はこれから来ていたのですね。
これまで飛行機に乗ってこなかった女性を主要ターゲット層としているだけあって「確かにこれは女子ウケするかも」と納得。電車感覚のリーズナブルな運賃で、「こんどピーチで女子旅しようよ!」という女性がきっとこれからどんどん増えていくことでしょう。
ピーチならでは機内食を食べてみた(行き編)
ピーチの機内食はほかのLCC同様に有料です。ただし「ホンマ、おおきに♪」のピーチ! あの大阪ソウルフードがメニューにあるのをご存知でしたか?
道頓堀に本店を構える「たこ昌」のたこ焼。さらに道頓堀のお好み焼き専門店千房(ちぼう)の鹿児島黒豚モダン焼きがラインアップされていました。
もちろんどちらもホットミールとして提供されます。飲み物を一緒に注文すれば50円引きになるのもうれしいサービス。今回かなり空腹だった私はカレーとたこ焼きの両方を注文してみました。
フライドチキンチーズカレーには、ご飯とカレーの間に大きめの鶏の唐揚げが2つ。とろ~りチーズが乗ったカレールーは食べやすいマイルド味でした。ただ思っていたほどボリューム感はなかったので「ちょっと物足りないな」と思う人もいらっしゃるかもしれません。
たこ焼きは7個入りで、ソースとかつお節が添えられて提供されます。空の上でたこ焼きにソースとかつお節をかけるなんて、ピーチならではの体験でありましょう。
帰りの便でも機内食を食べてみた
浦東(上海)発の関空行きMM080便は6時5分発の早朝便。それほどお腹は空いていないけれど、何かちょっと食べたいなぁと思ったので「炙り蟹雑炊」を注文してみると、これが大正解でした。蟹のしっかりした風味が効いていてお腹の中からポカポカ。疲れた胃にとっても優しい一品でした。これはオススメです!
ズズズッーーと最後のごはん一粒までキレイに食べ終わって満足していると、お隣で寝ていた中国人カップルの女の子がむくっと起き上がって「さっきあなたが食べていたのってコレ?」とメニューを指差して聞いてきたほど。きっと食欲を刺激する匂いに刺激されてしまったのでしょう。
実はこの“匂い効果”、ピーチではちゃんと狙っているんだそうで、カレーやたこ焼きなど匂いが特徴の食べ物を意識してラインナップしているんだとか。確かに周りからたまらなくいい匂いがしてきたら我慢できなくなっちゃうことってありますよね。
ちなみに、関空~浦東の2時間55分に対して浦東~関空間のフライト時間はその約半分の1時間半ほど。あっという間に着いてしまうので「食べようかな? どうしようかな?」と迷っているヒマはありませんよ。
さて、到着した関空でウロウロしていたら、おトクに旅を楽しめるという「Peach Card」のキャンペーンブースを発見。このカード、会員限定の航空券セールがあることが一番のウリだそう。オリジナルのトートバッグがもらえる関西空港限定のキャンペーンは11月30日までとのことなので、気になる人は関空へGo!