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ピーチ、関空~浦東線を就航。上海へ片道6280円から

関空/羽田~上海路線は国内LCCでは初

2016年11月1日 就航

 ピーチ(Peach Aviation)は11月1日、関空~浦東(上海)線を就航した。同社は11月2日に羽田~浦東(上海)線も就航しており、これらは日本のLCCとしては初の上海線となる(羽田~上海線就航の記事)。使用機材はエアバス A320-200型機で180席、それぞれ週5便での運航となる。これでピーチの関空からの国際線就航地はソウル、香港、台北、釜山、高雄に続いて6都市目となる。

ピーチの関空~浦東線

MM079便:関空(22時25分)発~浦東(上海)(翌00時20分)着、※火・木・金・土・日曜運航
MM080便:浦東(上海)(06時05分)発~関空(09時15分)着、※月・水・金・土・日曜運航

ピーチの羽田~浦東線

MM1079便:羽田(02時10分)発~浦東(上海)(05時00分)着、※月・水・金・土・日曜運航
MM1078便:浦東(上海)(01時25分)発~羽田(04時55分)着、※月・水・金・土・日曜運航

 運賃は低価格を重視した「ハッピーピーチ」の片道金額で、関空~浦東線が6280円から、羽田~浦東線は6980円から。受託手荷物1個が無料などのオプションがセットになった「ハッピーピーチ プラス」の片道金額で、関空~浦東線が1万380円から、羽田~浦東線は1万1080円から。別途、支払手数料、空港使用料などが必要となる。

関空第2ターミナルにあるピーチのチェックインカウンター
国際線の出発の場合、チェックインの締め切りは出発の50分前となる
ずらりと並んだ自動チェックイン機。預け入れ手荷物がない場合は、ここで発行された搭乗券を持って保安検査場へ直行できる
手荷物の大きさを確認できるラック。ここに入らないスーツケースなどは預けることになるので心配な場合はチェックしよう
97番搭乗ゲートはポップなソファーやベンチが用意された広々とした空間
初便限定で、ジャイアントパンダや上海のシンボルタワーの記念撮影用パネルが用意されていた
搭乗ゲート内にあったピーチの直営ショップ「Fuchsia by Peach」。香水やタバコなどを販売
クリアファイルやポストカードなどのオリジナルグッズも
こちらはリカちゃん人形やナノブロックなどとのコラボ商品
ピーチらしく桃色=ピンクなグッズが多く、特に女性に人気とのこと

 就航当日、関空の第2ターミナル国際線、97番搭乗ゲートでは3名のCA(客室乗務員)が登場し、初便を記念したセレモニーが開催され、まず「おしゃれでご飯も美味しく、魅力ある観光スポットが沢山の上海に就航することを、私たち客室乗務員もとてもうれしく思っています」と挨拶があった。

3名のCAによるトークセッション

 続いて上海に留学経験のあるというCAからは、「上海には素敵な場所がたくさんありますが、なかでも私が大好きなところは外灘(ワイタン)というスポットです。大きな川沿いに高いビルが立ち並んでいて、特に夜がお勧めです。上海ならでは夜景が眺められてとてもロマンチックな空間になりますよ」と、上海の見どころを紹介した。

 また、「その外灘から近いところにある豫園(ヨエン)という場所には、小籠包の老舗があります。いつも行列ができている人気店で、ガイドブックにも載っている有名店ですので、ぜひ皆さんも上海で美味しい小籠包をお召し上がりください」と、上海のグルメ情報も紹介された。最後は恒例のピーチポーズで記念写真タイム。「皆さん今日はホンマ、おおきに」で初便セレモニーは幕を閉じた。

 22時頃いよいよゲートがオープンし搭乗開始。ピーチのスタッフがハイタッチで見送り、搭乗者一人一人に記念品が手渡された。

最後は恒例のピーチポーズで記念撮影。多くのカメラフラッシュを浴びていた
搭乗の順番を待つ列ができた
スタッフがハイタッチでお見送り
筆者もいよいよ搭乗! 笑顔がとてもうれしい
記念品はポーチとキーホルダー
ターミナルを出て飛行機までは徒歩。なんだか新鮮!
そしてタラップを上がる
いよいよ搭乗。2時間55分後には上海だ