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ピーチ、沖縄の小学生を招いて那覇空港で職場体験

2016年7月27日 実施

「ハイ、ピーチ!」のピーチポーズで記念撮影

 ピーチ(Peach Aviation)は7月27日、第二の拠点としている那覇空港で、那覇市内の小学生を対象に職場体験学習を行なった。

 参加したのは那覇市立識名小学校の6年生3名。年に数回、家族旅行で飛行機を利用するという彼女たち。この日は旅のサービスを提供する側から空港・飛行機に親しんだ。

ピーチのチェックインカウンターで説明を受ける参加児童たち

 午前中はグランドスタッフの仕事を見学。チェックインの業務や国際線の入国管理の仕事内容などを学んだ。午後は客室乗務員とともに、実機のすぐ近くで乗客の搭乗の様子を見学や見送りを体験した。

いよいよ実機の近くに。検査保安上へ向かう
沖縄県外への持ち出し禁止の植物等について説明を受ける
機体の近くまで移動。ほかの車両に注意しながら横断

 偶然、見学機に車椅子の乗客がいたため、その搭乗の様子を間近で見ることができた。参加児童からは、略称で教わった車椅子搭乗用のクルマの正式名称の質問も飛び出し、教わったことを熱心にノートに書き込んでいた。

車椅子の乗客が搭乗するためのPBL(パッセンジャー・ボーディング・リフト)について説明を受ける
搭乗後、実際にPBLに乗せてもらえた

 実機付近の見学時には、キャプテンから帽子を被らせてもらっての記念撮影も。予定にはなかったサプライズに大喜びだった。

 お見送りでは両手を振ってはいけない、横断時はほかの車両に気を付けるなどの空港ならではのルールも教わった。

 今回、予定されていた体験プログラムの一部が当該機の都合により叶わなかったものもあったが、充実した職場体験ができたようだ。

手を振ってのお見送り。手を振り返してくれた乗客もいたようだ
手を振り終えたら、お辞儀をして終了

 ピーチが沖縄でこのようなCSR活動を実施したのは初。今後は乗務員の沖縄ベース化(住居を沖縄に置き、出退勤を那覇空港で行なう)を図る予定とのことから、今回の体験学習はピーチにとっても有益なイベントであったようだ。