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上海へ片道6980円から。ピーチがゼロ泊旅も可能な羽田~浦東線を就航

11月2日の初便では就航セレモニーを開催

2016年11月2日 就航

 ピーチ(Peach Aviation)は、関空~浦東(上海)線を11月1日に、羽田~浦東(上海)線を11月2日に就航した。上海線の開設は、日本のLCCでは初。関空/羽田~浦東(上海)線の使用機材は、エアバス A320-200型機。座席数は180席で、ファストシート6席、スマートシート36席、プレジャーシート70席、スタンダードシート68席となっている。

ピーチの関空~浦東線

MM079便:関空(22時25分)発~浦東(上海)(翌00時20分)着、※火・木・金・土・日曜運航
MM080便:浦東(上海)(06時05分)発~関空(09時15分)着、※月・水・金・土・日曜運航

ピーチの羽田~浦東線

MM1079便:羽田(02時10分)発~浦東(上海)(05時00分)着、※月・水・金・土・日曜運航
MM1078便:浦東(上海)(01時25分)発~羽田(04時55分)着、※月・水・金・土・日曜運航

 運賃は片道、ハッピーピーチの金額で関空~浦東線が6280円から、羽田~浦東線が6980円から。このほか、支払手数料、空港使用料などが別途必要になる。

 11月2日には、羽田空港 国際線旅客ターミナルの109番ゲートにおいて就航記念セレモニーを開催。羽田空港からの初便となるMM1079便は、羽田(02時10分)発~浦東(05時00分)着となるため、深夜のセレモニーとなった。

 ゲートのオープンを待つ搭乗者にも楽しんでもらえるよう、初便を記念したフォトブースを設置。搭乗者の多くがパネルを持って、CA(客室乗務員)と一緒に記念撮影を楽しんでいた。

初便を記念して設置されたフォトブース。多くの搭乗者が撮影していた
就航セレモニーが開催された羽田空港 国際ターミナル109番搭乗ゲート

 就航セレモニーは、ゲート近くにセットされたステージで行なわれ、CAの林莉沙氏と松井希望氏が登壇、「深夜にご搭乗いただきありがとうございます。羽田空港からのピーチ深夜早朝便は、この上海線で3路線目になります」と挨拶した。

 また、この深夜早朝便については、「0泊で海外に行ける」と説明。この上海線で朝の5時に上海に到着し1日上海を楽しんだあと、夜の1時25分に上海を出発すると羽田には4時55分に到着する。「これなら、飲茶を食べに行くだけ、友だちや家族に会いに行くなど、少しタフなスケジュールではありますが、気軽に上海を楽しんでいただけます」と紹介した。

挨拶をするCAの林莉沙氏(左)と松井希望氏(右)

 セレモニー終了後、ゲートがオープンし搭乗開始。ゲートでは、CAとスタッフがハイタッチでお見送りし、記念品が手渡された。記念品のポーチとネームタグは「HND-PVG」「2016.11.02」「Shanghai!!」などがプリントされた、初便限定のもの。

 搭乗客172名、乗員7名を乗せたMM1079便は2時16分に出発し、4時59分に上海に到着した。

スタッフに出迎えられる初便に乗務するクルーたち
予定よりも若干早くゲートがオープン。搭乗手続きが開始される
CAとスタッフがハイタッチで搭乗者を見送る。記念品も手渡された
記念品のポーチとネームタグ
ポーチにはビニールの裏地があり、簡易的な防水ポーチとして使える
搭乗が開始されたMM1079便(エアバス A320-200型機)
CAも手を振って搭乗を見送る