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JR東海、「リニア・鉄道館」の冬の期間限定イベント

在来線シミュレータや0系、100系、700系の運転台公開

2015年12月2日~2016年2月29日 開催

新幹線運転台の特別公開。こども用制服を着用して記念撮影ができる

 JR東海(東海旅客鉄道)は、「リニア・鉄道館」の冬の期間限定イベントを12月2日~2016年2月29日に開催する。新幹線の走行の仕組みの解説や在来線のシミュレータ体験、普段は公開していない0系、100系、700系の運転台の公開など、以下の内容が開催される。なお、イベントの参加方法などの詳細は12月月上旬より同館のWebサイトで告知される。

新幹線の走るしくみ、止まるしくみ

 新幹線がどうやって走り、止まるのかを解説。本物のハンドルなどを使って製作した模擬運転台で、車両を運転する準備から走行、停止までの操作を体験できる。2月19日~2016年1月11日の毎日と2016年1月16日~17日の11時~と14時30分~に開催。毎回先着順約15名。所要時間約30分。

在来線シミュレータ「運転」教室

 在来線の運転士が運転の際に確認する標識の読み方や運転操縦の方法などをスタッフが紹介。参加者は、実際に在来線シミュレータ「運転」を体験できる。2016年1月23日~2月28日の土休日、11時~と15時~に開催。毎回先着順約15名。所要時間約10分(シミュレーター体験含まず)。参加料100円。

新幹線運転台の特別公開

 普段は入ることができない0系、100系、700系新幹線の運転台を特別に公開。運転台では、こども用制服を着用して記念撮影をできる。700系の公開は、12月5日~20日の土日開催。各日先着順85名(1組最大4名)。0系の公開は、12月23日~2016年1月11日の毎日開催。各日先着順85名(1組最大4名)。100系の公開は、2016年1月16日~2月28日の土休日。各日先着順85名(1組最大4名)。

みどころガイド

 スタッフが展示車両や鉄道ジオラマなど館内展示物の見どころを分かりやすく解説。12月2日~2016年1月17日は12時15分~に、2016年1月18日~2月29日は12時15分~と14時15分~に開催。毎回先着順約15名。所要時間約30分。

クイズラリー「鉄道の進化の歴史を探ろう!」

 鉄道の進化について、館内の展示物をヒントに学ぶことができるクイズラリーを開催。なお、ゴールした子供には参加賞として同館のオリジナルグッズをプレゼント。12月5日~13日の土日と12月19日~2016年1月11日の毎日。1月16日~2月28日の土休日に開催。

鉄道ジオラマ・エントランスのクリスマス装飾

 鉄道ジオラマ内にイルミネーションを施したクリスマス装飾が登場。エントランスの装飾も合わせて、クリスマスの雰囲気を演出する。12月2日~25日開催。

保育園児によるクリスマスコンサート

 名古屋市港区の名古屋ドレミ保育園児によるクリスマスコンサートを実施。園児によるハンドベルなどの演奏と合唱を鑑賞できる。12月20日11時~開催。

映像シアターの新コンテンツ「東海道新幹線の誕生 ~東海道における東西の難所を克服する~」の公開

「東」は新丹那トンネルの建設を中心に、「西」は名古屋~京都付近のルート選定の経緯を中心に、東海道新幹線が東西の難所をどのように克服したのか、貴重な映像資料なども盛り込み紹介する。12月2日より公開。上映時間は11時30分~、14時~、16時30分~。上映時間は約18分。

記念展示「100系営業運転開始から30年 ~その活躍を振り返る~」

 1985年10月に営業運転を開始し、新技術の採用や快適性の向上で、その後の新幹線の設計に影響を与えた存在となった100系新幹線の活躍の歴史を、初公開となる収蔵品とともに展示。2016年3月7日まで開催。

100系の活躍を振り返る収蔵品の展示
「シンデレラ・エクスプレス」ポスターなど
100系2階建グリーン車の木製モックアップ
ミュージアムショップ・デリカステーションで各種フェアを開催

 ミュージアムショップとデリカステーションでは、期間限定のフェアを開催。クリスマス仕様のお土産(11月25日~12月25日)や、「あったかメニュー」などを販売する。

 なお、同館は毎週火曜日休館(1月5日除く)。12月28日~1月1日も休館日となっている。

(編集部:柴田 進)