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静岡市で鉄道イベント「グランシップ トレインフェスタ2016」を5月14日、15日開催

JR東海は熱海駅と浜松駅から臨時急行列車を運転

5月14日、15日 開催

臨時急行「トレインフェスタ号」のヘッドマークのイメージ

 静岡県文化財団と静岡県は、鉄道イベント「グランシップ トレインフェスタ2016」を静岡県コンベンションアーツセンター/グランシップで5月14日、15日に開催する。静岡ホビーショーの一般公開日、タミヤオープンハウスと日程を合わせており、3つのイベントの循環バスが運行するほか、JR東海(東海旅客鉄道)も最寄りの東静岡駅に向けて臨時急行列車を運行する。

 グランシップ トレインフェスタ2016は、会場となる静岡県コンベンションアーツセンター/グランシップのホールや芝生広場などを使い、鉄道模型の展示や走行、蒸気で動くミニSL、静岡県内の鉄道の紹介、駅弁の販売、工作ワークショップなどを実施する。鉄道模型が充実しており、約5000両が走行するジオラマや、「出張!原鉄道模型博物館」としてコレクションを一部展示するコーナーも設ける。開催時間は5月14日が10時~17時、5月15日が10時~15時30分。

 このイベントには鉄道会社も後援として名を連ねており、JR東海は会場への足として5月14日と5月15日に臨時急行「トレインフェスタ号」を運行する。東部地区からは熱海駅8時37分発~静岡駅間9時46分着で運行、西部地区からは浜松駅9時20分発~東静岡駅10時32分着で運行する。最寄りの東静岡駅に停車するほか、トレインフェスタに参加する静岡県内の私鉄との接続駅が途中停車駅となるようにダイヤを組み、帰りの便も運行する。

 トレインフェスタ号の使用車両は373系3両編成で全車指定席。専用ヘッドマークを付けて運行し、東静岡駅に急行列車が停車し、東静岡駅を終着とする列車は同駅開業以来初めてだという。乗車特典として県内鉄道事業者の協力で作成した特製「トレインポストカード」を1人1セットプレゼントされる。JR東海ではトレインフェスタ号と他会場の循環バス、名物駅弁との引換券が付いた日帰り旅行ツアーも用意する。

トレインフェスタ号車内で配られるトレインポストカードのイメージ

(編集部:正田拓也)