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「JAL 新・JAPAN PROJECT 三重」が本格始動

4月から三重でスタンプラリーやボーナスマイル、全体のロゴも作成

2016年4月本格始動

書家/アーティストの紫舟さんの揮毫(きごう)によるロゴ

 JAL(日本航空)は3月29日、観光振興と農産物をテーマとして地域を盛り上げる「JAL 新・JAPAN PROJECT」のロゴを作成するともに、2016年4月からは三重の魅力を大々的に発信する「JAL 新・JAPAN PROJECT 三重」を本格始動すると発表した。

書家/アーティストの紫舟さん

「JAL 新・JAPAN PROJECT」は2011年5月に開始した「JAPAN PROJECT」を進化させて2015年9月に開始した取り組み。観光振興と農水産物をテーマとして地域と一緒に「地域の元気」をつくる。今回作成したロゴは、書家/アーティストの紫舟さんによるものとなる。

 三重の魅力を発信する「JAL 新・JAPAN PROJECT 三重」は4月に本格始動。中部国際空港と伊勢志摩を高速船で結ぶルートのキャンペーンや、国際線機内で伊勢神宮の森をテーマにしたドキュメンタリー映画の上映、中部国際空港のサクララウンジで三重の銘菓の提供、機内誌や機内ビデオ等での三重の魅力の特集、名古屋発着路線へのボーナスマイル付与などを実施する。

JAL 伊勢志摩パールラインキャンペーン

 そのなかでも「JAL 伊勢志摩パールラインキャンペーン」は、中部国際空港~津なぎさまちを結ぶ高速船と、そこから伊勢市駅、伊勢神宮の外宮および内宮をつなぐ観光ルートを「JAL 伊勢志摩パールライン」と名付け、スマートフォンによるデジタル技術を用いたスタンプラリーを実施する。

 期間は2016年4月29日から2017年3月31日までで、通常のスタンプとは異なりシヤチハタのデジタルスタンプ「iStamp」を仕組みを使い、GPSとQRコードからスタンプを取得する。スタンプの場所はスマートフォン上の地図で確認できる。スタンプを集めて応募すると抽選で三重の特産品や宿泊券が当たる。

 マイレージで三重を応援する取り組みは、4月1日から6月30日まで、中部、小牧空港発着のJALグループ国内線に、抽選でボーナスマイルが1000マイル付与される。対象期間中に専用サイトから申し込む必要がある。ボーナスマイルのほか提携旅館の宿泊券も当たる。

 また、マイレージバンク交換特典でJALと三越が共同で企画運営する「とっておきの逸品」に三重の特産品を用意する。松阪牛 味噌漬、松阪牛 牛丼の具、手延べひあむぎ、四日市産マスクメロン、あわび脹煮で各1万マイル。申し込み期間は4月1日から6月30日まで。

中部、小牧空港発着のJALグループ国内線利用で宿泊券が当たる提携旅館「はいふう」
マイレージバンク交換特典に用意される松阪牛

 さらに、三重県在住者限定でJALカード入会で、ご当地ボーナスマイルとして1000マイルをプレゼントする。こちらは4月1日から5月1日までWebサイトで受け付けた人が対象となる。

国際線機内で上映されるドキュメンタリー映画「うみやまあひだ(伊勢神宮の森から響くメッセージ)」
セントレア国際線サクララウンジで5月1日から31日まで週替わり三重銘菓を提供、そのなかのひとつ、和菓子の老舗深川屋「お茶の香 関の戸」
国内線ファーストクラス機内で三重の食材を使用した夕食を提供、伊勢神宮に近い「新割烹 柚子」の田中料理長プロディースによるものとなる。写真は提供機内食のイメージ
機内で提供される4月のこだわりの日本酒は、清水清三郎商店の「作 純米大吟醸 槐山一滴水」
機内誌「SKYWARD」では、古くから崇められ親しまれてきた三重県「伊勢志摩」の魅力を紹介する
機内誌「SKYWARD」の国際線版では、海外乗客向けに伊勢志摩の魅力を英語の特集で紹介。250年以上続く伝統の織布「伊勢木綿」と、伊勢・河崎のカフェ「モナリザ」のクッキー「サトナカ」を取りあげる
機内ビデオにて三重を取りあげ、4月は東海道五十三次47番目の宿場町として栄えた三重県亀山市関宿や鈴鹿市を紹介
JALカード会員誌・ 国際線ファーストクラス機内誌「AGORA」にて三重の「あおさ」を紹介
訪日外国人向け情報案内サイト「JAL Guide to Japan」において三重の観光情報を多言語で紹介

(編集部:正田拓也)